久しぶりにブログをのぞいたら、フォローしてくれてる人が3人。
そして時々記事を読んでくれている人もいてびっくり。夫の方のブログも時々コメントがつくらしい。

病院に行ってもなかなか治らない方、めまい症で悩まれている方、きっと多いのだろうなと思う。





夫が良性発作性めまい症を発症して、その後2週間寝たきり、そして3ヶ月の休職・実家での休養を経て回復してから1年以上経った。


日常生活を送れないほどのめまいで入院したのだが、たぶん後半は適応障害になっていたのだと思われる。
いつも温厚な普段の夫だったら絶対しないこと、言わないことを言うこともあった。
顔も変わった。常に緊張していて怖い顔をしていた。
私と娘は邪魔な存在なのかも。と思うこともあり、なんのための家族なんだろう?とショックに思うこともあった。


今思えば、あの当時の自分は、めまいや適応障害というものに対しても理解が足りなかった。
あと、心の余裕がなかった。
家族としての適切なサポートが全くできていなかった。
彼との距離の取り方、かける言葉、私自身の過ごし方、今だったら色々アドバイスがしたいことたくさんある。

あの時の彼にかけてはいけない言葉をたくさん言ってしまったし、それに対して自己嫌悪に陥ったり、私のせいで悪化させてしまったと思うこともあった。
そして自分の心と体を大切にすることを忘れてしまっていた。
※夫が少し回復してきたあたりで今度は私が尿路結石になって病院に運ばれた。ビールばっかり飲んでる不摂生おじさんがなるもんだと思ってた…。


病気と、彼自身を切り離してみることがなかなかできなかったなぁ。
大切な家族が病んだら同じようにやっぱり家族も一緒に病んでいると思った方がいい。私も病んでたと思う。


患者を支える家族にも、気持ちを吐き出す場所や気分転換を一緒にする相手、その人にあったサポートが必要なんだなと思った。




結局なんだかんだで、夫が「あ、やっと前の夫に戻ってきたかな」と感じることができるようになったのは昨年の夏頃、つまり発症から約半年以上経過してからだった。