(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)
「とこまじ」。「とことん真面目に大阪都構想」。今日は、第15回目です。
都構想は「茨の道」。住民投票が必要なのは、「格下げ」になるから。というテーマでお話しします。
住民投票が必要な理由について、大都市法ができるときの国会議論における佐藤茂樹衆議院議員(公明党)の答弁です。
「住民サービスの提供のあり方というのが大きな影響を受けるわけですね。特に指定都市が今回廃止になるという、大阪市のような場合、権限や税財源の面でいわば格下げとも言える事態が生じて、通常の市町村合併以上に住民の生活等に大きな影響があると考えられます。」ということで、住民投票が必要だという答弁をされています。
要は、格下げになるからだという話です。
第3回と第4回でお示しした権限と財源の表でも分かるように、明らかに格下げになるから住民投票が必要になったのです。
続いて、都構想は「茨の道」というお話です。
大都市法が決まったあと、国の地方制度調査会の専門小委員会でこのような発言がありました。
「大阪市民があえて茨の道を行くというときに、いいと考えるのか、いやいや、国としてそういう無茶はしなさんなというか、茨の道は行きなさんなと。大阪市全体になっていたほうが基準財政需要でもそこそこのレベルのものを保障してもらえるのだから、(特別区になったら保証して貰えないから)やめなさいというべきなのかというのは、私にはよくわからないところがあります。(大阪市民が住民投票で)茨の道でも行きたいというのだったら行かせればと思う自分もいるわけです。」
基準財政需要という難しい言葉が出ていますが、要は、地方交付税制度上、明らかに茨の道を行くという話です。
今日は、“都構想は「茨の道」。住民投票が必要なのは、「格下げ」になるから。”というお話しでした。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
大阪市会議員 川嶋広稔のYouTubeチャンネル
“とこまじ とことん真面目に大阪都構想”
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