(前回の続き)

新緑の時期を迎えた兼六園です。

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ちょうど、カキツバタの花が見ごろを迎えていました。

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兼六園、見事な松もたくさんあります。
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金沢版「龍の松」もないかなと周りを見ながら歩いていると、松ではありませんが「竜石」を見つけました。
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灯篭の下あたりの石ですが、口をあけた竜の頭に見立てて名づけられたそうです。


もう桜の花は終わり、新緑の季節ですが、この桜が気になりました(看板に注目)。
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「兼六園熊谷桜」の名前に反応してしまいます(笑)
帰宅後に調べたのですが、この木は、品種名を「兼六園熊谷」という山桜の一種で、ソメイヨシノが散り始めるころ(金沢では4月中旬ころ)に開花し、八重桜のような風情があるそうです。
「兼六園熊谷桜」で検索すると、満開の時期の画像を何枚も見つけることができました。


池の周りを、もう少し散策します。

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日本最古の噴水を見つけました。
説明文にもありますが、日本庭園での噴水はあまり見ないかもしれません。

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兼六園の締めは、観光案内等でおなじみの場所「ことじ灯篭」です。

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兼六園を出て、土産物屋が並ぶ通りを横切り(この辺りの店で、「治部煮そば」をつまみました)、道路を挟んで向かい側の金沢城へ向かいます。
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石川門から城内に入りました。
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金沢、15年近く前に行ったことがあります。
このときは駆け足で一周するような感じで街を回ったのですが、当時の金沢城は、発掘や復元の工事中だったようで、工事に使う車両や資材があちこちに置かれていて、中には入りにくかった記憶です。
今は、工事が進んだようで、かつての櫓や堀などが復元されていました。

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お城の庭園でも、カキツバタが咲いていました。

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この櫓、中に入って見学することができます。
内部の造りも江戸時代当時の様子を再現したようで、天井を見上げると、大小さまざまな材木を巧妙につなぎ合わせて造られた様子をはっきり見ることができ、迫力がありました。
上の階へ登る階段も当時のまま再現したようで、かなり急な傾斜でした。

階段を慎重に登って、最上階(三階部分)からの眺めです。

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涼やかな風が吹き込んでいました。


金沢を歩いて気づいたのですが、金沢城自体が石垣や堀、櫓で守られているのはもちろん、浅野川・犀川の2つの川に挟まれた金沢の街自体が、川を堀として利用し、守りを固めているようにも思いました。




そろそろ帰りの時間が気になってきたので、お城を出て、街中(香林坊近く)に戻って遅めの昼食を取り、近くにあった尾山神社に寄り道。

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明治初期に造られたというこの山門は、色とりどりのギヤマン(ガラス)が使われるなど、神社の門とは思えないような凝ったデザインです。
中の神社は、ごく普通の造りでした。

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そして、近くのバス停から駅に戻り、列車を乗り継いで東京に戻りました。
春の金沢、育美さんブログ(5月12日付)のとおり「この季節、風情があり素敵」で、たっぷりと散歩を楽しめました。

(完)