右肩の手術
先週、右肩の手術を受けました。 病名(症状名)は「インピンジメント症候群」と言い、五十肩と同じような症状で腕を挙げる動作や捻じる動作で、腕の骨(大結節)と肩の骨(肩峰)が衝突(=インピンジメント)し、その間にある組織(腱板の一部や肩峰下滑液包など)が挟み込まれ、この刺激が繰り返し加わることによって炎症が起こるもので進行すれば、時に腱板が断裂することもあります。 一般的に野球肩として知られている症状で、野球・水泳・テニス・バレーボールなどのオーバーヘッド種目のほか、建築作業員など腕を日常的にあげる職業の方に多く見受けられます。ただ、入院して分かったことですが高齢の女性が結構多いということで、日頃肩を酷使していなくても加齢によってこの症状がでてくるようです。 私の場合、昼間の腕を挙げる動作での痛み以外に、就寝中にも疼痛で目が覚めるというものでした。 手術は全身麻酔で肩の周辺に4つの穴を開けて内視鏡で行われ、肩峰下の骨のとげ(骨棘)を切除したり、痛んだ滑液包の炎症を取り除いたりして治療します。 三泊四日の入院でしたが、まだ腕の可動域が狭く今後長期間にわたってリハビリを行う必要があるようです。