今日も「迷解説」はお預け。JTA岡山・高知勢の諸君!武道家はがまんが肝要である。


さて今日は、外国人政策研究所事務所へ立ち寄る。

朝日新聞の記者が、

坂中所長を取材していたので、いつもより理事会の開始時間が遅れた。


理事会の主要議題は、

12月22日(土)に明治大学リバティー・タワーで実施される

外国人政策研究所(以下、本会)主催

「日系ブラジル人問題に関するシンポジウム」

等に関する打ち合わせである。


このシンポジウムは、

元毎日新聞の社説を書いていた

本会理事の石原さん(現和歌山放送顧問を兼任)の企画である。

石原さんは、我が輩よりも12歳年長。

だが、波長があう。

正義感の強い方で、度々、二人で熱い会談をする(今日もした)。

なので

「今回は、裏方で石原さんを支えなくては!」

と決意している。


どうやらシンポジウム当日、

毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、日経新聞等の4大新聞社が取材に来るらしい。

駐日国連関係者、中央官庁官僚、大学教授、ジャーナリスト等のインテリが集う。


けれども、

 硬派な議論!

であるがゆえ、

「玄人ばっか」

で、一般の人々の参加がよめないのだ。


我が輩の個人的な心情からすると、

「武道家はこういう硬派なシンポジウムに参加すべきだ!」

と信じてやまない。


普段、蹴り・突き・防御の修行をすると同時に、

「知性をみがかなければならない!」

のである。


ただ、金儲けは、知性と相関関係に立たない。

昔の人はよく言った。

 「ずるがしこい!」

と。


文武両道の「文」とは、

いわゆる一流大学卒業者を意味するものではない。

「生涯学び続けようとする持続的な知的ないとなみ」

なのである。

 ー学んで問う志=学問

これこそが「文」なのである。

したがって、

「学問する意志があれば誰でも道はひらかれる!」

のである。


ただ、学問をする際、

気を付けなければならないのは、

「好きなものばかり食べていては健康を害する」

のと同様、

興味のあることばかりを追いかけていると

「視野が狭くなる! 

 脳が退化する!!」

と我が輩は考えている。


普段、興味のないテーマを

腰をすえてじっくり哲学することは、

「脳力強化のいとなみである!」

と、

130年程前、西郷隆盛と勝海舟とが

 江戸城無血開城!

を約した薩摩藩邸跡地前(JR田町駅近隣)で叫ぶ

硬派感傷主義である。