妙齢の女性と犬のブログ

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妙齢の女性とミニュチュアダックスのお爺さんのお話。
犬、仕事、過去、現在の愚痴、時々好きなもの等書く予定。

今、犬のルリちゃんを連れて散歩に行ってきた。


そこで小学生高学年くらいの女の子が二人来て、触っても良いですか?と訊かれた。

ルリは子どもが得意ではないのでいつも断るが、分別のつく雰囲気だったので立ち止まった。


二人でルリを撫でながら、可愛い、綺麗、サラサラしてる!と嬉しそう。ルリも珍しく大人しい。

その時一人が「何犬ですか?」と訊くので「保護された犬だから解らないけど、ダックスかな?」と答えた。

すると「保護ワンっていうやつですか?」と言うので、いつも小学生に保護犬と言っても解ってもらえないので珍しい!と驚いて「よく知ってるね!」と答えると「テレビとかで見ました」とのこと。

二人が「こんなに可愛いのに」「ペットショップで売れ残ったのかな?」「何で捨てられたのかな」とルリを撫でながら言い合っているので、この子は多頭崩壊から保護センターに保護されてそこか色々あってうちに来たのだと説明した。

多頭崩壊を説明するのに、二匹飼っていただけの犬が毎年三匹以上子犬を産んで…と説明すると驚いていたが真剣に聞いてくれた。


どうしたら保護犬や保護猫と会えるのかとか、人馴れするのは大変だったのかとか、色々と訊かれたので、考えながら言葉を選びながら私は答えたが、ちゃんと伝わった自信はない。

何も知らない人に保護の話を解ってもらうのは、大人相手でも難しいのに(かつて親に説明した)、子供相手だともっと難しいのだと実感した。


それに、私も言語化出来るほど理解していないのかもしれない。

今度訊かれたら、ちゃんと答えられるようにしておきたい。


うちには同じ境遇の猫もいるよ、と言うと片方の子は、野良猫を保護して飼っているとのこと。大事にしてあげてね。今度またルリを見かけたら可愛がってあげてね、と私は小学生達と別れた。


色々と考えさせられる散歩だった。