未だに多くの人がカロリーさえ足りていれば日常生活で必要なエネルギーを確保できると思っている。医者や栄養を考える栄養士でさえそう思っている。
カロリー神話の崩壊
摂取カロリー全てエネルギーとして使えない!というはなし。
すなわちカロリーが足りていても栄養失調で動けない人がいるということ。
病院でよく見る光景がある
それは気だるそうに眠そうにしている老人を叩き起こしてリハビリに連れてくる光景
リハビリ中に疲れて眠れば鬼の形相で怒られる光景
やる気がないのか?なぜやる気が出せないのか?
このなぜ?にフォーカスする人は少ない。
脳に器質的障害がなければメンタルの問題、妄想などと簡単に処理される。
カロリーが足りているから脳の栄養不足など考えもしない。
もし栄養不足があるとしたら?
病魔に冒されている人は組織を修復する為に多くのエネルギー(ATP)と材料(タンパク質) が必要となる。それが不足すると修復の為に活動を停止せざるを得ない。我々が風邪をひいて動けなくなるのも同じ。
するとこのような病院食でまかなえるのかという話。
画像はネットより拝借
当然不足している。
例えばタンパク質は病気の人でこの魚8切は必要だ。白米とオレンジでエネルギーの元となる糖質の確保ができるが、糖をエネルギーに変えるビタミンやミネラルが圧倒的に不足している。減塩となればさらにミネラルは失われる。
よって栄養失調に陥りあらゆる組織で活動停止や誤作動が起こる、それが傾眠、認知症やせん妄の正体だと考えている。
どうすれば解決できるのか答えは簡単。必要な栄養素を必要な量とればいいだけ。ただしそれには個人差がある。
ダイエットも糖尿病や癌、自己免疫疾患、パーキンソン病などの難病の治療もこれに当てはめればシンプルに解決できるんではないか。
藤川先生の FBには多くの事例が紹介されているので是非見て欲しい