【クレーム(claim)】
請求。苦情。貿易や商取引で契約違反のあった場合、これに対し損害賠償を請求すること。
-旺文社・国語辞典より-
どんなに高機能の機械で管理しても、どれだけ多くの人間で注意を払おうともミスというものはいつか必ず期せずして起こってしまうもの。 それが事の大小を問わずしてミスを犯してしまうことは日常茶飯事の出来事だと思う。存在自体がすでにミスしてますもの、僕は。ははは・・・。 誰だ今笑ったやつは?
そしてまた、どんなに完璧な仕事をこなそうとも、クレームをつけてくる人間も必ず存在する。それがどんなに自分中心なクレームだとしても、ごく少数派な意見だとしても、時にはそれを
「客の要望に応えるのは当たり前。」
と極めてワガママな理論(ロジック)で自らを正当化する。こんなこと、小学生のガキだって言いません。と言いたいところなのですがこんなガキにも劣る意見を恥じらいも無く堂々とした面でのたうちまわるIQ15以下な方を今日は紹介しよう。
トゥルルルルルル・・・・ トゥルルルルルル・・・・・・・
我が家の【店用電話】が鳴り響いた。そう、それは全ての始まり。この音は電話の音なんて生易しいものじゃない、戦火の火蓋が切って落とされた音だ。これから始まるは人間の心に潜む闇の宴。そしてその電話を取ったのが『社会の底辺』こと僕であった。
「はい、もしもし。○○(←お店の名前)です。」
女性の声「あ、もしもし?」
声の主は軽く更年期を行っていそうなオバサンの声。いきなりですがここで「もしもし?」と普通に読んでしまってはいけません。これは電話の挨拶じゃありません。
ゴングです。目を閉じて頭にリングを思い浮かべればこの「もしもし?」が試合開始を告げるゴングの音に聞こえてくるに違いない。
女の声「お宅のお店で買った○○(←商品名)に入っていた【あんこ】がすごくパサパサしてまずかったのよ!」
で? と言いたくなるようなお言葉。 この人が言いたいのはクレームとかそういう類ではなく、うちの商品を食べて感じた実に素直な感想なだけ。それが僕の第一印象。しかもわざわざ店に電話をかけて食後の感想を喧嘩腰に威張り散らす狂ったとしか言いようが無い常識の低さ。動物園のチンパンジーだってこんなこと言いませんとも。
しかしながらお店の看板を背負ってる立場のため、商品がどのような状況だったのかを説明して頂かないとなりません。というのもこういった電話に全て即返金して即交換としてしまうと必ず悪用する輩がいるのでやりにくい世の中といったらこの上ない。
しかしながらすぐに確認したものの客観的に見ても【あんこがパサパサしていた】などと言われるような事実も確認できない。聞くところによるとあんこがただ不味いと思っただけに受け取れる発言ばかり。要は自分が気に入らなかっただけ。個人の好みのみを基準に勝手にキレて電話をかけてくるなど、極めてタチの悪い客だなとこの辺りで認識する。
というのもこれと同じようなクレームは過去4年間で0件。何年かに一人いるかいないかの特異体質的なわがままババア。ホワイトタイガーか?貴様は。加えてこういったいきなり喧嘩腰の電話は決まって状況を自分に都合がいいように3割増で大袈裟に訴えてくるから根性の悪さもピカイチ。
そしたらこの女、こう続ける。
チンパンジー以下の女「別にあれがお宅の商品っていうならいいんだけど、お客さんが来なくなるだけでしょうし。」
要らぬ世話をやきだした。 もはやクレームとしてこんな更年期ババアの言うことなど対処する必要もなし。苦情のつもりで言っているのかもしれないが、もはやそれを越えて嫌がらせとかの域にまで行ってると判断。
さぁ、そうなると『店の看板』を捨て【お店とお客さん】の会話ではなく【若いイケメン男と更年期ババア】の戦いへとチェンジされる。我ながら短気ですよね、僕って。(*^.^*)エヘッ
イケメン「おい、お前!」
更年期ババア「はっ?」
いきなりイケメンに「お前」と呼ばれてきっとこの人も骨の髄までメロメロ。【ラブストーリーは突然に】なんて流行りましたものね。一瞬にしてババアの勢いを止める。心なしか電話の相手の表記が変わっているように見えますが眼の錯覚です。
♀ウンコ「何よ、その態d、、、、」
イケメン「名前と住所と電話番号は?」
いきなりイケメンに電話番号まで聞かれてるこの人はなんてラッキーウーマン! などとは思いませんよね、年齢差的に。
イケメン「変な電話を受けたって警察に知らせるから、名前と住所と電話番号は?」
警察に知らせるというのはもちろん脅しみたいなものですが、店の場所や電話番号など個人情報が相手に伝わっている以上喧嘩をしてもこちらの不利というもの。匿名の掲示板でみんなが好き勝手暴走するのと同じ原理ですとも。まずは相手の情報を吐き出させ、同じ土俵に引きずり込む。
腐った♀「あーー、そういう態度? お宅はお客にあんなものを売っておいてそんな態度ってことなのね?」
イケメン「お前、自分がやってることがみっともなくて言えないでしょう? 自分が気に入らなかったから文句言いに電話しました! なんて小学生にも劣りますね、その常識の低さ。」
しかも態度態度って何なん?このババア。 例えば、たまたま立ち寄ったケーキ屋の生クリームが好みの味じゃなかったからって喧嘩腰に電話するか?普通。 しないでしょ、常識的に。 しかもどうして欲しいのかもサッパリ分からない。 そんな理由で返金もできないし、謝る気も無い。 そしたらその態度が悪いの一点張り。根性悪すぎ、親の顔が見たいわ。
ドグサレ♀「別にいいのよ、そっちがそうなら、お客さんが来なくなるだけでしょうし、いいのいいの!」
イケメン男「店側からすればお前みたいのに一番来てほしくないし、ご自分でも自分は嫌われてると認識したほうがいいですよ。もう来るなよな。」
ガチャッ!
オカン「何?どっから電話?」
「ん?間違い電話。」