東京都墨田区押上の「東京スカイツリー」の建設現場には、29日、国内で最も高い建築物となる瞬間に立ち会おうと多くの見物人が詰めかけた。

 旅行会社や近くのホテルなどは建設中にもかかわらず、スカイツリーを商機ととらえて動き出している。

 開業まで2年近くを残し、新タワーは早くも観光名所として注目が集まる。

 ◆建設現場◆

 スカイツリーを間近で見られる2か所の橋には、朝から熱心な“ファン”数十人が集まった。

 午前10時25分頃、現場に掲示されている高さ表示が「338メートル」に切り替わると、「変わった。変わった」と歓声が上がった。息子の結婚式帰りに立ち寄った北海道函館市の藤村祐悦さん(65)は「日本でこれだけの建造物が造れることを誇りに思う。不況で暗い中、明るいニュース。完成したらまた来たい」と笑顔を浮かべた。

 週末になると、2か所の橋は数千人の見物人であふれ返る。裏道に都外ナンバーの車が進入し、住民の通行の妨げになったり、写真撮影でマンションの非常階段に無断で上がったりするなど苦情も出ている。

 ◆ツアー◆

 「今しか見ることのできない建設途中の東京スカイツリー!」。今月15日、九州の新聞に阪急交通社の広告が掲載された。同社は2月から「知的好奇心を満たすツアーにツリーはぴったり」(阪急阪神交通社ホールディングス)と、国会議事堂などと合わせたツアーを組む。週1~2回の福岡発は好評で1000人以上を集客。担当者は「予定を変更して6月以降も続けたい」と張り切っている。

 東京観光の定番・はとバスも今月から、土曜日に近くに立ち寄るコースを設定。定員40人を超える申し込みが続き、同社は「完成すれば見られない今に価値を見いだしている」と話す。

 ◆ホテル◆

 近隣ホテルでは、スカイツリーの眺望を売りにしたビジネスに力を入れ始めた。

 約1・4キロ南の東武ホテルレバント東京(墨田区)。24階ラウンジで今月12日、結婚式が開かれた。同ホテルは2月以降、ツリーがよく見えるラウンジを利用した挙式プランをPR。友人らと記念撮影をしていた新郎の杉山裕樹さん(28)(千葉県船橋市)は「ツリーのように明るい家庭を築きたい」と顔をほころばせた。

(2010年3月29日15時31分 読売新聞)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実はまだ、私実物を見にいては無いのですが、完成が楽しみです。東京タワーがまだ建造途中のころを思いだします。新しい日本の高度経済成長の象徴として今まで東京タワーは日本最高度を誇示してきたわけですが、それを超えたスカイツリーはどのような日本の象徴となるのでしょうか。政局も不安定ですし、景気も落ち込むばかりです。スカイツリーが私たちの気持ちの支えになるといいですね。
詐欺事件の被害相談で愛知県警岡崎署を訪れた女性に取調室でわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕された同署刑事課の鈴木卓彦警部補(49)(起訴猶予)について、県警は26日、懲戒免職処分とし、神谷博幸・同署長ら3人を本部長注意などの処分にしたと発表した。


 鈴木警部補は昨年6~7月、同署の取調室で計6回、40歳代の女性会社役員の体を触るなどわいせつ行為をしたとして、先月23日、逮捕された。

 その後、名古屋地検は、鈴木警部補が逮捕され、社会的制裁を受けているなどの理由で不起訴(起訴猶予)とした。

 鈴木警部補は「被害者や組織、家族に迷惑を掛け、深く反省している」と話しているという。

(2010年3月26日14時05分 読売新聞)

---------------------------------------

取り調べの可視化はますます必要になってきますね。
プリウス・ブレーキに不具合なし=千葉の玉突き事故で調査-県警
 トヨタ自動車のハイブリッド車新型「プリウス」が前方の車に衝突、2人が軽傷を負った玉突き事故をめぐり、千葉県警が「ブレーキに構造上の不具合はなかった」と判断していたことが19日、捜査関係者への取材でわかった。
 事故は昨年7月、千葉県松戸市内の国道で発生。事故を起こしたプリウスの運転者が「ブレーキが利かなかった」と県警に説明、国土交通省がトヨタに原因調査を指示するきっかけとなっていた。
 県警は運転者の説明を受け、事故データ記録機(EDR)の解析を交通工学の専門家に依頼し、今年2月にブレーキに異常はみられなかったとの報告を受けた。この車がレンタカーだったため、ほかの利用者にも聞き取り調査をしたが、いずれも異常はなかったと話したという。(2010/03/19-12:02)


-------------------------------------

この冬あたりから、騒がれているプリウスのブレーキ問題ですが、私の友人は一緒に飲みに行くたびに「トヨタはアメリカにはめられた」と言ってますが、たしかに、アメリカの自動車業界はG落ち込み気味で、陰謀っぽいといえばそうなのですが、ここまで日本とアメリカの記事がちがいますと、なにも信じられませんね。

百聞は一見にしかず。

プリウスに乗ってみたいものです。