昔の野菜には旬があり香りも味もとても豊かで美味しいものでした。

最近の水耕栽培による野菜や果物は水ぽく香りが無く美味しくありません。

作る側にとっては、初期設備の投資は掛かりますがその後の栽培は効率が良く労力が

大変省力化できます。

特に作業時の腰への負担が大幅に軽減されます。

しかし土壌耕栽培の野の香り味は水耕や高設栽培では再現できません。

土耕栽培のイチゴもトマトもビニールハウスに入った時の香りの違いは別物です。

味も別物です。

輪作により連作障害をかわし、ビニールハウスの利点を生かした土耕栽培でミネラルたっぷりの

香り味の豊かな野菜果物を作って差別化してはいかがでしようか?

知り合いの農家は、道の駅や、ファーマーズマーケット専門に土耕栽培野菜を出荷して

高くても直ぐに売り切れ状態です。

 

子供の頃に学校帰りの夏の日、畑で捥いでそのまま頬張ったあのトマトやキュウリの味

小川で摘んだ、セリやクレソン

小藪で摘んだ三つ葉

モンシロチョウが舞う畑で摘んで食べたあのイチゴの味忘れられません。