『演じてミオーよ!歌ってミオーよ!』

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芸能プロダクション 映画・舞台の製作会社 オフィス 川越 オフィシャルブログ

------ 出演情報 ------

田原照久



舞台「なよたけのかぐや姫」

日時:2016/06/17(金) ~ 2016/06/20(日)
会場:川崎市アートセンター アルテリオ小劇場

脚本・演出/吉田一夫

企画/佐野利次

プロデューサー/吉田三千代・川越美男

舞台監督・美術/高橋将貴

照明/片山優

音楽/m.i.o.

VFXディレクター/杉生公次

音響/高橋誠

演出助手/滝沢正光

振り付け/松浦直枝

殺陣指導/長瀬匠

表券/かとうわかみ

制作助手/和井智子

制作協力/アデルプロモーション

料金:5000円

【チケット発売日】2016/4/01

【タイムテーブル】
2016年6月17日(金)19:00
2016年6月18日(土)14:00/19:00
2016年6月19日(日)12:00/17:00




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田原照久が出演しました音楽劇「なよたけのかぐや姫」が
(6月17日(金)~19日(日)川崎市アートセンターアルテリオ小劇場にて上演)
終了いたしました。



時系列でご報告致します。
まずは3月から開始された田原くんの殺陣のレッスンから。



稽古は現代アクションにまで及びました。



殺陣の先生は今回、赤鬼役でも出演してくれた役者でもある長瀬巧さんです。
一緒に稽古しているのは魑魅魍魎(ちみもうりょう)役の宮本卓弥くんです。





田原くんは殺陣をするのは初めてで最初は苦労していましたが
彼はモデルスタートなのでポーズポーズで決めるところが上手く、
毎日毎日、木刀を振ってるうちに段々とサマになって行くのが分かりました。



4月から殺陣チームが赤坂のスタジオで稽古開始となりました。



このころには演出の吉田一夫監督とキャストの間で頻繁に演技プランの打ち合わせが行われるようになりました。今回主演の、かぐや姫を演じてくれた元AKB48の成田梨紗さんと吉田監督との打ち合わせ風景です。



5月になると全体稽古が始まり、同時にキャストの皆さんの告知やプロモーション活動が盛んになって来ました。田原くんもレンイボータウンFMにプロモーションで出演致しました。





何の番組に出演したかと言うと・・・
秋川さんがメインMCを担当するレインボータウンFMの人気番組「秋川百合の元気DE満タン!!」。
番組終わりで秋川さんを囲んで成田さんも一緒に記念撮影。



そして五月の終わりにはリピーター特典となったポスター撮影がありました。



ポスターはこのようになりました。



今回、衣装が凄く豪華だったのですがレンタルではなく着物や生地を私が見つけてきて、それを吉田監督の奥様でもある吉田三千代プロデューサーが手縫いで加工して全部作り上げてくれました。全部で69点の衣装があり本当に大変でしたが自宅と稽古場で一生懸命縫ってくれた三千代プロデューサーに本当に感謝しております。



田原くんが演じたのは成田さん演じる、かぐや姫の相手役で『大伴ノみゆき』という役でした。
芝居はもちろんのこと、殺陣ありダンスありで走り回らないといけない凄く大変な役でした。下はもっとも苦労したダンスシーンの稽古です。成田さんはさすがにダンスが上手くて。。。振付は松浦直枝先生でした。6年前に映画の主題歌ユニットの時の振付でお世話になって以来、2度目のお仕事でしたが今回も作品全体を通してヒップホップを中心に素晴らしい振付をつけてくれました。松浦先生、本当にどうもありがとうございました。



そしていよいよ劇場入りとなり、キャストの皆さんにたくさんのスタンド花やアレンジ花、祝いの品が届きました。スタンド花だけで16脚も届き、全部ご紹介したいところなのですが成田さんに送られた花を中心に少しだけご紹介します。







ここからは本番の様子を少しだけご覧ください。








舞台のセットは階段と雛壇があるだけのシンプルな作りなのですが、その分シーンが変わるごとに背景としてステージの最後部にある(身長179cmの田原くんが本当に小さく見えるぐらい)スクリーンに大きくCG映像が映し出されました。その幻想的で迫力ある映像を制作してくれたのが日本テレビ系列よみうりテレビ制作の元祖人気旅番組「遠くへ行きたい」の現ディレクターを務めるVFXディレクターの杉生公次(すぎのこうじ)さんでした。







田原くん、最初の3月の殺陣の個人レッスンから3ヶ月間、毎日毎日稽古でやらなきゃいけないことが多すぎて大変だったと思います。私もこの3か月間本当にいろんなことがありました。いつも一緒に舞台の受付をやってくれる姉でもある部長の加藤が3月に突然倒れて危篤となり、その後、幸いにも命を取り留めたのですが千秋楽までには4度の大手術。田原くんも忙しい稽古の合間を縫って見舞いに来てくれていました。さらに5月には母であり弊社の会長でもある窪田が自宅で家事の最中に火を出してしまい…台所は全焼。。。幸いにも火を消し止めることは出来たのですが・・・そこからわずか2週間後の6月5日、母は虚血性心不全のために急逝してしまいました。本番10日前で稽古や衣装作り、また今回は私が劇中で使用する楽曲を作曲していたために1番忙しい時期で、また加藤も大きな手術を受けたばかりでベッドから起き上がることも出来ない状態でしたのですぐに告別式を行うことが出来ず・・・それでも6月12日、3時間ほど時間を頂き多摩にある斎場で母の遺体を荼毘に付すことが出来ました。やはりこの日も田原くんが稽古で忙しいなか斎場まで駆けつけて一緒に母の最期を見届けてくれました。



これは昨年12月、朗読劇の受付を手伝いに来てくれていた田原くんと母が記念撮影した写真です。田原くんとは出会って4年になるのですが、出会った頃はまさか田原くんが母の最期を見届けてくれるような親しく長い付き合いになるとは思ってもみませんでした。焼き場で拾う母の骨は非常に軽いものでしたが、そこで田原くんが流す涙の重みはしっかりと心に受け止めました。昨日も田原くんと一緒に舞台を観てきたのですが生意気にも『これぐらいの殺陣なら自分にも出来ます!』と隣で熱く語っているのを見て矢継ぎ早に過ぎた4年の歳月を感慨深く思う一方で役者として成長して行く田原くんを少し頼もしくも感じました。



昨日、加藤が4ヶ月ぶりに退院し自宅に戻って参りました。田原くんは7月から演劇ユニット【no+mark boys】(ノーマーク男子)のメンバーとなり新たに活動の場を広げます。詳細は追ってご案内致しますが、新たなステージを迎える田原照久、元気になりました加藤、そして川越美男をどうぞこれからも応援よろしくお願い致します。


川越美男