伊勢木綿産地を訪ねて
先日、以前から仕入れをしたかった伊勢木綿の臼井織布さんを尋ねてきました。地元三河木綿とは違ったよさがあり、なんと言っても柄数が豊富でおしゃれな、今一番キテイル木綿の産地です。昔は伊勢木綿の織元がたくさんあったそうですが、今では臼井さん1件だけで、臼井さんが廃業してしまったら伊勢木綿はなくなってしまうそうです。
今回15反ほど仕入れてきました。本当はもう少し仕入れたかったのですが、なにぶん少ない仕入れ予算でやりくりしなければならないので、気に入った柄の中から泣く泣く、10反もほどもどしました。
現在ネットショップに載せるために写真やページ作りを奮闘中ですのでもうしばらくお待ちください。
南座初体験!
昨日は当店が所属しているNPO法人『きものを着る習慣を作る協議会』のイベントで『きもので京都南座』が行われ、当店も12名で参加いたしました。
全国から150名前後のきものの方が集まり、一般の洋装でこられた方もあまりのきものの多さにびっくりされたのではないでしょうか。
今回見に行った公演は前進座の『双蝶々雪の子別れ』という演目で、はじめ落語でさわりのお話、歌舞伎で本編を公演するといった趣向が凝らされ、歌舞伎初体験にもかかわらず最後までとても興味深く見ることができました。
今まで歌舞伎というと少し堅苦しく、年配の方が見に行くといったイメージとは裏腹に、お芝居として純粋にとても面白く、すっかりはまってしまいました。
実は今回NPO法人『きものを着る習慣を作る協議会』のグループだけ公演後に役者さんの着付けの仕方を見せて頂いたり、役者さんと写真を撮っていただいたりと、特別のイベントがあり、より歌舞伎を身近に感じることができました。