ご無沙汰いたしております。


近年まれにみるスピードで、毎日が過ぎ去っています。


新年のご挨拶もできず、申し訳なく思っています。



さて、最近また思うことを少し書きます。


いろいろな都合で、ちょっと環境ビジネスについて


年明けから勉強したりしていたのですが、


電気自動車って本当に今年じゅうに普及するんでしょうかね?


また、どうすれば普及すると思います??



たまたまあるところから、


「環境ビジネスにおける競争優位」についての問いを投げかけられ、


いろんなことを調べたり考えたりしていたのですが、


結局環境ビジネスはもうからないし、もうけるべきではないのかなぁと。


もう少し分かりやすく言えば、


環境ビジネスそのものはあんまりもうからないので、


もうけたいひとはそれに付随するビジネスと融合させて表に出すべきということ。


基本的には「CO2減らそうぜっ」っていうのを目的として


地球環境に良かれと思って行うことなので、


「わが社が独占で★ニヤリ」的発想はおかしいと思うんですよねぇ。


まぁ、いわゆる競争状態における技術の目覚ましい進歩というのは分かるし、


それが日本経済を支えてきた部分でもあるのは十分理解しているつもりなんだけれど、


それが先行してしまうと今までのようなマネーゲームになってしまい、


(排出権取引のような)目的がすり替わってしまう危険性があると思うのですよ。


金を増やすことではなく、地球からCO2を減らすことが目的でなくてはならないのです。


NPOじゃないし、確かに企業が競争優位を築くことは大事ではあるんだけれど、


こと環境において言えば、


上記のようなジレンマを感じずにはいられない。



ちょっと話がずれたので戻します。


それで、電気自動車なんですが、これは(インフラを整備しつつ)


第一段階である普及フェーズにおいて、


車体価格無料で配布してしまうというのはどうだろう。


保険とかはもちろん入らないといけないし、


車検費用や車庫代ももちろん必要、


そして、普段のバッテリー充電や電池代も必要。


それらランニングコストでお金を継続的に取り続けることで、


車両本体の値段を無料化することはできないのだろうか?


これが可能であれば、一気に普及していく気がするんだけれど…。


この戦略は、


もちろんある程度普及したらすべて有料化することを前提として行う。


分かりやすく言うと、0円携帯電話のようなビジネスモデルです。


またはフリーミアム的な発想?(笑



さらに、デザインがカッコよければなお良いと思う。


フェラーリさんとかポルシェさんとかBMWさんが無料で電気自動車配ったら、とんでもないことになりそう(笑。


夢のような話ではあるのだけど、


これを新興ベンチャーがやっても(信頼性やブランド力の面で)難しいと思うから、


ぜひとも老舗メーカーにやってほしいと思うわけです。


ただ、現状で電気自動車の生産コストがまだ高いうえに、


既存のガソリン車在庫が捌けなくて沢山余っている状態なわけで、


そんなことしてる場合じゃないかもしれませんが(苦笑。


だけど、別に自動車メーカーじゃなくてもいい気がする。


パナソニックさんやソニーさんが電気自動車作ってもおかしくないわけですよ。


だってこれらの企業がデジタルカメラ作っているなんて、


20年前には誰も想像していなかったでしょ?


いまや(内田和成氏がおっしゃっている)異業種格闘技の時代ですから。


GoogleやAppleが本気で車作って、無料で配っちゃうかもしれない。
(実際Googleはスマートグリッドの研究で、電気自動車を使っているらしい)


無茶苦茶なこと言ってるかもしれないけれど、


彼らはその無茶苦茶なことを実現させて市場を震撼させてきたのは事実なので、


それほど飛躍しすぎていないと思うんですけどねぇ。



久々なんで今日はこのへんで。


またまた、仕事と全然関係ないエントリでごめんなさいね。


いつも根拠の薄い妄想爆発ですが、今年もどうかよろしくです★