大丈夫だと思うから、


間に合うと思う。とか言って


結局来なかった。


ドアが開く度に、入口を見てた。


何度も何度も


メイクも髪型もキレイして、


出かけて、苦笑いでペコリと


頭を下げただけ。


そうゆう奴なんだ。


あんなに期待させておいて。


甘い声で、優しくしておいて、


着いたら女の子がいた。


結局そうかよ。


天性のチャラ男


誰にでもいい顔


そうゆう人に初めて会った。


早く離れたい。


もう会いたくない。


早くこの仕事終わらないかな。


会わなければ薄れる。


毎日楽しいことだけして、


時々思い出して、泣いて


気づかぬふりでなぐさめて


愛してくれる人と


コーヒーを飲んで、


おはようって言って


毎日、毎日、暮らしていけば


薄れる。遠い思い出にできる。


私の心が他を向いていることに


気がついていても、変わらず


愛してくれる人を愛して


生きるべき、わかってる。