しょっぱなから自己紹介も無く私が留学で得たものを書き連ねていくのもどうかと思うのですが、思い出したので書きます。
日本の大学に通ったことがないので比較するのも烏滸がましいと思うのですが、高校時代の数少ないグループワークの際、評価はグループでのプレゼン内容によるもので、個人での評価は無かったと記憶しています。ですが、大学ではたとえグループワークでも個人評価をして貰えました。そこにやりがいを感じられました。要点を押さえて求められているものを理解し応えるとたとえグループワークでも個人でいい評価をもらえる。やる気につながりますよね、ね?
一例を残しておきます。
私の大学は積極的にグループワークやディベートを推奨するところであり、どの授業でもセメスター中少なくても1回はグループで取り組む機会がありました。
そんなグループワークが常の環境の中でとても印象に残っているクラスが一つあります。
Ethnicity and nationality がメインのテーマであるクラスで(少数)民族意識と国家のギャップについてグループワークを行いプレゼンテーションする、というものでした。
日本にもアイヌなど民族としての価値観と日本のマジョリティが信じる価値観が違うことなどは耳にしたことがあると思います。日本ではほぼ取り上げられませんが、海外ではそういう価値観の差から論争や紛争が起こっている地域があります。そういったところに焦点を当ててそういった争いがどのような結果になったか、effectiveなのかそうでないのかを検証しなさい。という内容でした。
私たちはカナダのケベック地方の争いについて調べたのですが、いざそれを発表して評価を受けたとき、グループ内で評価が違うことに気付きました。
私の大学は評価がA-D, Fでそれぞれ+,-で12段階評価( A, A-, B+, B, B-, ..., D-, F)になっているのですが、
私がAで他の3人はB+からC-まで様々でした。
なぜでしょう。
私たちのプレゼンのアウトラインは大まかにいうと、
Geographic information
Conflict 1
Conflict 2
Conflict 3
Summary + conclusion
でそれぞれ担当を決め関連性を見出し繋げながら発表していくものでした。
わたしはConflict 2を受け持ちました。
もちろん協力して、情報を共有して調べて行きましたがそれぞれの用事もありグループで打ち合わせに取れる時間は充分ではありませんでした。
そんな中で教授が求めるものを私が提供した、というのが評価に繋がったポイントだったそうです。
まず第1に論点をまとめること。
教授が私たちに聞いていたことはその紛争がコミュニティにとって効果的だったのかどうか。
たくさんの情報がある中でその軸からぶれずにまとめられていることが重要でした。
そして考察を含めること。情報をただ提供するだけではそれは自分の仕事ではありません。その情報をまとめ、学部で共通するセオリーに当てはめ自分の意見を述べられているかどうか。がポイントでした。
そして2つめはグループワークを理解しているかどうか。
自分の役割だけをただこなしていくだけだったらチームとしてやる意味は無い。そう考え、また私が受け持つ順番の意味を考えて、Conflict 1と3の情報を踏まえて流れを作ったことが大きかったそうです。
1の結果から何が変わり、2に繋がったのか。
1と2、2と3での違いと新たな問題点をシンプルにまとめて自分なりに解釈し情報として付け加えたことが評価に繋がりました。
グループワークだから、と、適当に力を抜いてやったり、人に任せている限り正当な評価はされません。日本で学生だったときはまとめての評価だったので尚更1人で頑張っても、、、と考えがちでしたが、どう貢献するかで評価が分かれる環境ではたとえグループワークでもやる気が違いました。
求められてるものを理解しそして自分のやり方で応える。そこに価値を見出し、見出してくれる環境であれば結果と評価がついてくる。
そう実感した経験でした。