昨日、2014年度、喜堂未生流の初いけ会を八坂神社にて行いました
昨年は所用のため参加出来なかったのが悔やまれたので
今年は気合を入れて臨んで参りました
めったにお会いできない先生方も参加される年に一度の会です
八坂神社の南門(南桜門)から入って右側の能舞台で行われます
一昨年は雪の降る中行われ、寒さが身に凍みたので
今年は完全防備の上臨みました
家元である杉崎翠山先生の御指導の元、
御子息杉崎友紀先生(家元嗣子になられました)、先生方、我々弟子が
一同に力を合わせて活け込みます
花材は、縁起物の松、ふんだんの南天、純白のカサブランカ
カサブランカの花言葉は「雄大な愛、威厳、高貴」
お目出度い際に相応しいお花です
紅白の鶴を飛ばして・・・
ことらは、松、梅、千両、紫陽花を
何故に紫陽花を・・と思った私は、勉強不足でありました
紫陽花は語源が「青い花が集まり咲く」であり、
家族の結びつきを象徴しているとのこと
また、「金運の花」と呼ばれる事もあるとか
商売繁盛を願う際の縁起担ぎとして、古来より蜂の巣を吊るすと良いとされ、
紫陽花の花の形がハチの巣に似ている事から、
お商売屋さんなどで、いつしか紫陽花を飾るようになったようです
そういえば、八坂神社は厄除け、疫病消除と共に、
商売繁盛の御利益を授けてくれる神様でしたね
成程、八坂さんに献花するにあたり相応しい紫陽花を選ばれたのですねぇ
初いけ後、長楽館にて新年会を
本年より友紀先生が家元嗣子になられ、
喜堂未生流が若い世代の華道会で益々力をつけていくことへの期待と、
私も、これまで以上に精進し、
若輩ながらわずかでも盛りたてるお手伝いが出来たらなと
家元先生からも課題を頂き、
今年は性根を入れてかからなくちゃなぁと決意しましたぁ
今年のママは、頑張りますよぉ~
こちらは、2012年度の初いけ会の献花です