だって今日は七夕だぜ?
笹の葉さらさらだぜ?
さて、
せっかくの七夕なので
短冊でもしたためようかね。
そしたら見つけました。
短冊メーカーというものを。
願いごとをフォームに入力すれば
簡単に
短冊風のアスキーアートが
作れてしまうというもの。
試しに一筆
今の願いごとを書いてみました。
┏┷┓
┃ ┃
┃ト┃
┃イ┃
┃レ┃
┃に┃
┃行┃
┃き┃
┃た┃
┃い┃
┃…┃
┃ ┃
┗━┛
おぉ!
短冊や。
これは
短冊やぁ!
さてさて
それじゃぁ、
ガチの願いごとを
書いてみるかね。
うーむ…
うーぬ……
願いごとが多すぎて
何を書いてよいのか分からない。
ってかさ、
短冊に書いた願いごとって
誰に届くんだ?
あれか
ってかさ、
短冊に書いた願いごとって
誰に届くんだ?
あれか
織姫と彦星
か?
「リア充なう。てへぺろ☆」
の
織姫と彦星
か?
奴らが短冊を見るのか?
情事の後に
彼の腕の中に埋まる織姫と
タバコをふかす彦星。
幸福な疲労感の余韻を味わいながら
「さてさて、
今年も下界の奴らの
願いごとを見てやろうかねぇ…」
「んもう、
せっかく1年ぶりに会えたんだから
そんなことしないで
もっと私にかまってよ。
ねーぇ、
もう1回、しよ?」
「もう、お前は本当に
清純そうな顔して
淫乱なんだから。
ちょっと待ってろよ。
すぐ終わるからさ。
そしたら
今までできなかった分、
たくさん
お前の×××を
××××して
××××××するくらい
「リア充なう。てへぺろ☆」
の
織姫と彦星
か?
奴らが短冊を見るのか?
情事の後に
彼の腕の中に埋まる織姫と
タバコをふかす彦星。
幸福な疲労感の余韻を味わいながら
「さてさて、
今年も下界の奴らの
願いごとを見てやろうかねぇ…」
「んもう、
せっかく1年ぶりに会えたんだから
そんなことしないで
もっと私にかまってよ。
ねーぇ、
もう1回、しよ?」
「もう、お前は本当に
清純そうな顔して
淫乱なんだから。
ちょっと待ってろよ。
すぐ終わるからさ。
そしたら
今までできなかった分、
たくさん
お前の×××を
××××して
××××××するくらい
×××するからさ。
こーら、
変なとこ触るなって!!」
ってイチャイチャしているに違いない。
そして
みんなの願いごとを見て
「こいつこんなこと書いてるぜ
ブッシャッシャッシャッシャ!!」
こーら、
変なとこ触るなって!!」
ってイチャイチャしているに違いない。
そして
みんなの願いごとを見て
「こいつこんなこと書いてるぜ
ブッシャッシャッシャッシャ!!」
「え-、なにそれぇ~
マジでウケるんですけどぉ~」
って
笑い合っているということか。
そうか、
マジでウケるんですけどぉ~」
って
笑い合っているということか。
そうか、
そういうことだったのか。
それならば全て合点がいく。
なぜ今まで気がつかなかったのだろうか。
毎年
短冊に書いた願いごとが
叶わないのは
毎年
短冊に書いた願いごとが
叶わないのは
そういうことだったんだな。
あいつらは
俺の願いごとを見て
「えーっと、じゃぁ次の短冊いってみようかね…
あいつらは
俺の願いごとを見て
「えーっと、じゃぁ次の短冊いってみようかね…
…ってなんだこれ
アッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!!
こいつこんなこと書いてるよ。
マジでアホじゃね?
何が
『リア充になれますように』
だよ。
てめえみたいなキモいツラした奴に
彼女なんかできるわけねーだろうが!」
って嘲笑っているんだな。
こいつこんなこと書いてるよ。
マジでアホじゃね?
何が
『リア充になれますように』
だよ。
てめえみたいなキモいツラした奴に
彼女なんかできるわけねーだろうが!」
って嘲笑っているんだな。
そしてビリビリに破いて
「紙吹雪だぞぉ~」
「きゃー、やめてー♪」
とか
愛の床敷きで
お戯れしているんだな。
ってか
俺の真剣な願いごとは
無視されていたどころか
奴らの笑のネタにされていたということか。
なんということだ。
ってか
『リア充になれますように』
と願っただけで
『彼女ができますように』
だなんて書いてないぜ。
願い事というのは
叶えてもらいたいこと。
叶えてもらいたいこと
というのは
今はそれが満たされずに不幸である
ということ。
そして不幸は蜜の味。
他人の不幸を見ることで
自分たちが幸せであると感じる。
つまり彼らは
みんなの願い事を
幸福の潤滑油
として
愛の潤滑油
として
×液
として
利用していたということか。
あいつらはマジでクズだな。
俺の真剣な願いごとは
無視されていたどころか
奴らの笑のネタにされていたということか。
なんということだ。
だがしかし、
その「事実」に気づくことができてよかったぜ。
短冊に目を通すのが彼らならば
短冊に目を通すのが彼らならば
リア充な彼らに短冊が届くのならば
今年の短冊は
これで決まりだな。
┏┷┓
┃ ┃
┃お┃
┃前┃
┃ら┃
┃が┃
┃爆┃
┃発┃
┃し┃
┃ま┃
┃す┃
┃よ┃
┃う┃
今年の短冊は
これで決まりだな。
┏┷┓
┃ ┃
┃お┃
┃前┃
┃ら┃
┃が┃
┃爆┃
┃発┃
┃し┃
┃ま┃
┃す┃
┃よ┃
┃う┃
┃に┃
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