香川県仲多度郡琴平町。ここも海運の神様。私は昭和30年代初頭の生まれですが、そのころはまだ、「こんぴらふねふね、追手に帆かけてしゅしゅらしゅしゅしゅ」という歌がよく巷で歌われていました。
このこんぴらさん、参道の階段が長いことで有名です。ただ、長いだけなら日蓮宗総本山「久遠寺」の方が長いと思いますが、参道の両側に切れ目なくずっと土産物、飲食店が並んでいるところが特徴です。
さらに参道口からちょっと上がったところに現存する芝居小屋としては最古の「金丸座」があります。(天保年間建設)
歌舞伎公演は年1回程度あると思いますが、平素は中の見学ができます。舞台下で手で回す「回り舞台」装置や、奈落や妖怪系の出入りする「すっぽん」などを「下」から見ることができます。
参道の店や芝居小屋が残っていることで、こんぴら界隈が信仰の地であると同時に江戸時代から明治初頭の人々にとって娯楽施設であったことがよくわかります。(伊勢が最も代表的だと思います。)
このこんぴらに近くには温泉旅館もたくさんあります。瀬戸内海を眼前にして海の幸豊富でおいしい料理を楽しむことができます。