トラヴィスJr. 死に向かうだけの人生

トラヴィスJr. 死に向かうだけの人生

自己表現。日常的に考えたことを言葉にする。やがて終わる人生まで何も表現しないでいたなら空気と同様の存在になる。不定期更新。

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 シーズン5最終話まで視聴済み。2011年にNBC系列で放送開始。放送自体はシーズン6全13話で完結している。タイトルどおり、グリム童話が基盤。ジャンルとしてはホラーファンタジーか。現代のオレゴン州ポートランドを舞台とした刑事ドラマであり、コメディ色もある。主役はニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)。相棒はハンク・グリフィン(ラッセル・ホーズビー)。殺人事件の通報があると現場に赴く。このあたりは刑事ドラマの定石。死体や殺害方法に異変がある。容疑者や事件の関係者に事情聴取をする。瞬間、顔が魔物のように変わる。ニックには見える。ハンクには見えない。シーズン1第1話でニックがグリムの末裔だと彼自身がおばのマリーから聞いている。この世界にはヴェッセンと言われる魔物が棲んでいる。人間界に潜み、人を殺す。ヴォーガとは人間に見える者が感情的になったとき、ヴェッセンに変貌する現象。ヴェッセンは大昔からグリムを敵視している。グリム一族は任務としてヴェッセン狩りをしていたからだ。彼らにもそれがグリムであることを見抜ける。瞳の奥にグリムにしかない何かがあるらしい。ニックは自らのグリムとしての宿命を受け入れ、邪悪なヴェッセンと戦い続ける。犯罪が尋常ではなく、犯罪者は魔物だ。刑事としての職務を果たしながらもニックは様々な困難に対処する。基本的に1話完結。シーズン2あたりからサイドストーリーとの同時進行となる。1話でも見逃すと背後関係がわかりづらくなる。










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上がアダリンド・シェイド。下がイブ。2人ともヘクセン・ビースト。魔女だ。前者はかつて、ニックの天敵だった。とある出来事からニックの子を産む。名はニックの母のファーストネームを取った。ケリー。男の子。以来、アダリンドはニックと奇妙な共同生活をする。ニックにとってケリーは自分の子。母親のアダリンドも邪悪さはなくなり、ヘクセンビーストとしての魔力も一時的に消えた。後者の名はジュリエット・シルバートンだった。獣医でニックの恋人。一緒に住んでいた。彼女もとある出来事から変貌。ヘクセンビーストになった。ここらは実際に作品を観ないと理解できない。2人の間にはニックをめぐる因縁がある。シーズン5は物語の大きな転換期。驚くような展開が次々に起こる。








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ヴェッセンにも様々な種が存在する。邪悪なヴェッセンばかりではない。モンロー(サイラス・ウィアー・ミッチェル)は心優しいブルットバット。時計職人。ニックとは親友になる。事件の解決にも協力する。スパイス店を経営するロザリー・カルバート(ブリー・ターナー)はフクスバウ。シーズン2からレギュラー入りした。モンローの恋人だった。シーズン5ではすでに夫婦。2人はニックと共に行動することもある。ヴェッセン側の視点も役に立てる。ポートランド市警の警部ショーン・レナード(サッシャ・ロイズ)。魔物と人間のハーフ。前シーズンまではニック達の味方だった。シーズン5ではブラック・クローなるヴェッセンによる悪の組織に取り込まれ、世界支配を目論む。ニックにとって、最大の強敵となった。シーズン5はブラック・クローが悪の中枢を担う。まるで『仮面ライダー』のショッカーだ。ヴェッセンの造形が素晴らしい。シーズンを追うごとに進化する。上の画像はヴェッセンの1人。他にもたまげるようなヴェッセンやら何やらが登場する。










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第3シーズン19話「トラブルメーカー」の回から登場したテレサ・ルーベル(ジャクリーン・トボーニ)。彼女はニック以外の他人では初めて現れたグリム。通称トラブル。当初は自分がグリムだとは知らなかった。ニックに助けられ、グリムの知識や戦い方を教わった。彼のトレーラーにはグリム代々の古書や武器がある。ニックがグリムとしての能力を失ったときは彼の代わりに潜入捜査。ヴェッセンを見抜き、戦った。。シーズン5ではブラック・クローに対抗する組織「ハドリアヌスの長城」に属していた。最終話までに組織はブラック・クローに壊滅させられる。追い込まれたニックと仲間達。ボナパルトなる最強のザウバービーストが迫る。アダリンドにはダイアナという女の子もいる。これまた複雑な出来事から産まれていて、レナードとの間の子。魔力は強大。レナードはブラック・クローの後押しで市長になった。さらなる勢力拡大を目指している。記念すべき100話目で登場した財宝。木の棒も不思議な魔力を持っている。ボナパルトの魔力で瀕死となったイブ。彼女を救ったのは木の棒だ。ブラック・クローにとってニックは邪魔者。すべてのグリムを根絶やしに。手始めがニックだ。ニックは仲間を逃がし、1人で立ち向かう。怨敵となったレナードと対峙した。さてどうなるか。ここで終了。これはクリフハンガーというテレビドラマの手法。中休み中に視聴者が作品から目を離さないように宙吊り状態にする。次期シーズンへの期待は高まる。







ニック・ブルクハルト。ドイツ風の響きがいい。彼の正義感はブレがない。ダークファンタジーの部類に入る本作の魅力は遊び心。現代社会への風刺。大人が楽しめる童話的世界観。シーズン1は正直なところつまらなかった。後半から面白くなり始め、シーズン2以降からは怒涛の展開。目が離せなくなった。グロいシーンや性的な会話もあるのであくまで大人向きのドラマ。次期シーズンが待ち遠しい。