こないだ友人の発案で、共通の友人の墓参りに行きました。友人が「彼は死後の復活信じていたのかなあ?」とか、「宗教上の理由で酒も煙草もやらなかったのに、あっさり死んでしまって」とか言っていたので、「(墓の下の友人は)キリスト教って話だったけど、モルモン教やエホバの証人が混じってないですか?」と聞いたら、「そうだよ。彼は家族ぐるみでエホバ」と言う答え。

 宗教については「そんな事関係ない」と、その友人曰く。JWは、こう言う「世の人」によって、支えられているのかも知れません。それをなんじゃい! JWは、「世の人」を敵視しやがって! ……失礼しました、取り乱しました。

 繰り返しますが、JWがなんと言っても彼らは「この事物の体制」に囲まれていて、そちら側の住人のお情けがJWを存続させているのではないでしょうか?
 一月以上ブログ放置してました。理由は、JWネタを追いかけるのにちと疲れたのと、具合が悪かったからです。もう少しこの状態は続きそうなんで、再開はもうしばらくお待ち下さい。
 ネットで、聖書のコリント第一5章9節が出ていましたので以下に引用します。

「わたしは前の手紙で、不品行な者たちと交際してはいけないと書いたが、それは、この世の不品行な者、貪欲な者、略奪をする者、偶像礼拝をする者などと全然交際してはいけないと、言ったのではない。もしそうだとしたら、あなた方はこの世から出て行かねばならないことになる」

 この言葉には続きがあり、不品行な者との交際を避けるとは、あくまで教団内の話だとしています。

 しかしながらJWは、教団内には排斥、教団外には二言目にはサタンを持ち出し交際を制限しています。これをカルトと言わずしてなんでしょうか? この聖句は、「世の人と交際しないわけにはいかないよ」と諭しているように見えます。「世から離れる」のもほどほどにと聖書が言っているのに、JWは何故ああまでかたくなに振舞うのでしょうか?

 ところで、新世界訳聖書では、コリント第一5章9節はどう書かれているのでしょうね?
 JWに限らず、宗教団体は貪欲を戒めています。……自分たちへの寄付を要求する場合を除いて。

 最近のJWは、かつて「キリスト教世界」をはじめとするよその宗教を非難していた頃から見たら、露骨過ぎるくらい寄付を要求しています。現役の方が「そんなことはない、我々は130年間一度も寄付を要求した事はない」と言おうと、クレジットカードやデビットカードで寄付が出来るようになってしまっていては、説得力はありません。JWの皆さん、あなた方は寄付に対し貪欲なのです。
 少年カレブさんとこの記事に、スイスのJW地区大会で、近年使われているJWのロゴマークが旗になり掲揚されている写真がありました。

 偶像崇拝を禁止するため、末端の信者には国旗をあしらったバイクに乗る事すら許されなかった(ココ参照)時代とはえらい違いですね。

 海外のJW(特にアメリカ)には若い人もまだいる(JWの3世や4世)から、こんな事になったのでしょうか? いずれにせよ、組織に振り回されている現役の皆さんはお気の毒……。
 昔、マンガ家の石坂啓さんが、新興宗教を扱った短編『同じ夢を見よう』と言うのを描いてました。

 なるほど、宗教と言うのは「同じ夢を見る」ためのものかも知れません。JWを含めて。

 ただ、どこの宗教もそうなのかも知れませんが、JWは同じ夢を見るコストが高くつくような。

 異教に起源を持つ行為はしてはならない、組織の指示にはどんな奇異に映るものでも従わなくてはならない、特に寄付をしなくてはならない……。「この事物の体制」が滅ぶのを願うあまり、同じ夢を見るコストは年々高くなっています。130年以上「ハルマゲドンが来る」と言いつつ、現実に目を背け続けたために、JWと同じ夢を見るコストがバカ高くなってしまいました。

 「アメブロ会衆」界隈で、「覚醒」と言う言葉が使われているのも興味深いです。JWと同じ夢を見られなくなったとすれば、これほど的確な言葉もないでしょうね。
 最近、ちょっとJW関係のブログを見るのが辛かったり、体調の関係からブログ書くのが辛かったりと、辛い事が続いています。もうしばらく休みます。書きたい話が出れば、書くかも知れませんが。
 JWはエホバ神を信じていると同時に、その敵対者サタンの存在も信じています。そして時としてサタンや悪霊(あくれい)の存在に敏感になり、ヒステリーを起こす事もあります。ここに挙げた話とか。

 何よりJWは、今の世の中を「サタンの世」と呼び、その滅亡を願っています。そのため世の中を敵視していると言うより、その背後にいると信じているサタンや悪霊の影におびえているように見える事も。

 エホバとやらの加護があるなら、それほど悪霊におびえなくてもいいようにも思えますが、口を開けばあれはサタン、これもサタン……彼らはどちらかと言うと悪霊の証人のようではありませんか?

 まあ、救われるためには組織の課す様々な無理難題をクリアしなければならないと言われて過ごしているため、組織以外のモノ(物・者)を過剰に恐れるようになってしまってもいるのだろうけど。でもなんだかそれって、悲しくないですか?
 最近ちょっと、このブログを書く事が出来ない精神状態でした。なんて言うのか、JW組織に対する恨みつらみを書くのが苦しい状態に。いくら書いても、JWと言う組織が地上から消える事はないと思いまして。

 人民寺院や、ブランチ・デヴィディアンのような組織みたいな最期をとげそうにないのは、この中野っちさんの記事にある、「銃火器、爆発物を貯蔵している心配がまだない」と言うところからうかがえます。それはともかく。

 私の文章が、現役JWの覚醒に繋がるとは思えなかったため、書くのが辛くなっています……。JWが神の聖霊よりも悪霊(あくれい)を信じているのではないかとか、JWは「地を受け継ぐ者」かとか、書きたい話はあるのですが。

 もうしばらく考えさせて下さい、日常生活にも支障が出るくらいに体調が良くないのもありますので。
 JWが神の組織ではなく人間の組織に過ぎない事は様々な角度から証明されたわけですが、「ならば神の組織はどこにあるのですか?」と質問される方もいそうです。私の答えは……。

 ない。

 神の組織なんかないから、ないなりに生きるしかないと私は思います。日々を、友や家族を、なにより自分を大切にして、寿命が来るまで生きる。神にすがらないでこれを行うのは大変勇気がいりますが、でもそうして生きなければならないのです。

 JWにいて苦しんでいる皆さん、あなたたちは悪くありません。ただ、人間の組織でしかないJWを神の組織だと思いこもうとしているから苦しむんです。