昨夜から偏頭痛が続いている。夜中に目覚めるたびに後頭部がズキズキと痛んだ。5時前に起きてからも痛みは回復しない。今日は久しぶりに快晴。頭痛も咳も治る見込みはないが思考力は冴えている。物事の道理はわきまえてるつもりだがどこかで非常識な面が顔を出す。自分ではなかなか気づかないものだ。外側との人間関係が皆無に等しい毎日。気づいたときには守りに入る自分がいる。
何に怯えているのだろう。思考の暴走はいつものことだ。外界との接触を避けている。自分のなかにあらゆるイメージや空想、推測が渦巻く。それらは大抵は的を射ている。なぜなら「現実」をも見据えているからだ。「俺は孤独だ」と映画『タクシードライバー』のトラヴィスは言った。いま1番思うことは自分が地域社会で孤立しているという事実。
これは十分に怯える要素になっている。孤立は怖い。独りきりだと思うとやりきれない。俺にも当然ながら感情はある。地域社会での孤立については具体的根拠を示す必要性は感じない。誰とも付き合いはない。付き合いたいとも思わない。俺は猜疑心のかたまりだ。他者を信用するまでに時間をかける。そして、孤独に身を苛む。トラヴィスを思う。人生の孤独な負け犬。この映画、この男に出会えたことを嬉しく思う。今朝も寂しさのなかでトラヴィスを見た。救い主が俺のなかに居る。
白井勝美