告知
検査結果を聞く為に病院に行きました。妻も一緒に来る様に言われていたので2人で診察室の前で待ちます。看護師さんに名前を呼ばれて中に入ります。
検査の結果、中間リスクの癌です。と言われました。覚悟していましたが、やっぱりショックでした。妻の前では普通にしていましたが内心これからどうすれば良いのか、どうする事が最善なのか考え不安でした。治療法は全摘手術と放射線療法とホルモン療法の3種類ありますが中間リスクの癌である事まだ若い事を考えると全摘手術が良いと勧められました。全摘手術すると男性機能は無くなりますよね?
と言うと男性機能は諦めて下さい子供もいるしもう良いでしょう、うちの病院もダビンチを導入したので手術出来ますよと言われました。重粒子線治療などの他の治療法も調べたいと医師に告げて骨シンチと全身MRIの予約をしてその日は帰えりました。
医師からは骨シンチと全身MRIの結果が出る日までに結論を出すように言われました。その日の夜からネットで情報を調べまくりました。
前立腺生検後
前立腺生検後は暫くベッドで寝ていました。前立腺の痛みは感じなかったです。生検後は尿の量と色を記録する様に言われました。最初の尿は薄いトマトジュースの様に赤くて回数を重ねるごとに少し薄い色になります。生検後の経過は順調だったので翌朝退院しました。医師から注意事項(長時間椅子に座ってはいけない等)を聞いて帰りました。
前立腺生検2
手術室に入ると分娩台の様な足を広げて置くベッドがありました。看護師が5〜6人いて男性の看護師さんも数名いました。ベッドに寝かされてズボンとパンツを脱がされ足を広げて台に乗せられました。
その後金玉袋の皮を上に引っ張ってテープで貼って固定して消毒液を塗られました。少し痛いですよーと言った後医師が麻酔を注射しました。歯医者で歯を抜く時の麻酔と同じだと思います。肛門と金玉の間に打ちます。左右に打つのですがめっちゃめっちゃ痛いです。後で知ったのですが腰椎に下半身麻酔をする病院もあるらしいです。左右に打った後奥に打ちまーすと言って今度はかなり深い所に打ちました。かなりの痛みですが打たないと仕方ないので我慢するしかありません。麻酔が効いた後いよいよ生検が始まります。前立腺の位置を正確に把握する為に肛門に超音波の出る棒を入れるのですがこれが一番痛かったです。文章に表せない様な痛みでかなり苦痛でした。空気銃の弾の発射音の様な音が鳴り針が前立腺に発射されます。13回位採取して終了しました。肛門から超音波の棒が抜かれてやっと苦痛から解放されます。肛門には麻酔は効いていないので生検の最中ずっと苦痛でした。中には暴れる患者もいると後で看護師さんが言っていました。だから男性がいたのかも知れないと思いました。再び車椅子に乗って病室に帰りました。病室に着いた後もずっと肛門が痛かったです。