遅ればせながら、
久しぶりの「応援団」です・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇2011.5.28.
<応援団 NO.142 新学習指導要領、スタート!>
すでに4月から始まっている、新学習指導要領。
それにともない教科書が変わりました。
今日は、少し荒削りでかたい話ですが、
大事なことなので考えてみたいと思います。
さっそく、文部科学省のH.P.を開けてみたら、
下記のような文章がありました。
今回の改定の目的が一番わかりやすく書かれてあると思ったので引用してみます。
(ここから引用部分です)
<文部科学省H.P.より>
赤字・・・応援団長
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
新学習指導要領、スタート!
生きる力を育むために、子どもたちの未来のために。
新しい学習指導要領は、
子どもたちの現状をふまえ、
「生きる力」を育むという理念のもと、
知識や技能の習得とともに
思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。
これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。
次代を担う子どもたちが、
これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしい。
そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。
「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、
ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。
子どもたちの未来のために。
新学習指導要領、スタート。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
さて、・・・やっぱり「生きる力」ですね。
この「生きる力」とは、いったいなんぞや、ってこと、
よく現役の頃にも研修会とかで議論したものです。
しかし、「これだ!」という自分なりの理解というか、
定義はなかなかできずにいました。はずかしながら。
しかし最近、塾で6年生の子たちの宿題の様子を見ていて、
「これが、生きる力なのではないか!」
と思うことがあったので紹介しましょう。
●漢字ドリルのひらがなのページを見ながら
自分で漢字テストをしていて、
自信のない字に出会ったとき、
漢字のページで正しい字を確認し、
そのあとひらがなのページの問題に
自分で一重線や二重線を引いていきます。
わけを聞くと
「わからなかった漢字には二重線。自信がないのは二十線を引く」そうです。
これって、テスト対策を自分で考え実践している、ということですよね。
●自主勉強の宿題で、自分の好きな歴史上の人物を、
塾にあった中学の歴史の参考書を読んで写していく子がいます。
●社会の資料集で、
今習っているところの図やイラストを上手に写している子がいます。
●前学年のくもんのドリルを復習として、
自主勉強帳にやって、答え合わせまでやっている子がいます。
●家でとっているポピーを使ってテスト勉強をしたり、
そのまちがいを自主勉強帳に書き出して復習している子がいます。
●塾の本棚から絵本を出してきて、
その本の紹介を自主勉強帳に書いていく子がいます。
いろんな自主勉強がありますが、
ここにあげたことは、
その子なりに、
どんなことを自主勉強にするか、「自分で考え、思いつき」、
ノートに書き出して「実践している」という、
良い例ではないかと思うのです。
これこそ「生きる力」では、ないかと!
高学年だからできることなのでしょうが、
小さい時から見ている私は、
その姿の成長に驚き、関心することが多いです、・・・最近特に!
自分でやることを決めて、
自分で答え合わせをして、
まちがいをまちがいとして自分で認め受け入れ、
その失敗を次に生かすためには自分でどう気を付けていくか。
その勉強方法を自分で探し見つけ、自分のものにしていく・・・。
この作業・学習態度が、「生きる力」ではないか、と私は思うのです。
「ゆとり」でも「詰め込み」でもなく、
これから大きくなっていくために大切な生活習慣や学習態度をみにつけること、
それが「生きる力」につながっていくんだろうな、と思います。
そんなことに、今頃になって気が付くなんて。
目の前の塾の子どもたちが教えてくれました!
やっぱり、子どもって、すごいな~!
子どもって、いいなぁ~♪
でも、そんなバラエティに富んだ自主勉強帳を
30人分チェックする先生、大変だろうな~。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
塾を始めて、5年目。
小さかった子どもたちも大きくなってきました。
今、6年生が一番多いです。
ひとりの子を
何年も見守っていくことができない学校教育とは違って、
うちの塾では、同じ子の成長を
年々見守っていくことができます。
そして、ここへきて、
子どもたちの成長に驚かされることが多くなったのです。
この驚きは、やっぱり現役の時には、
なかなか味わえなかったことです。
もちろん、1年間の間に大きく変わっていく子に
出会ったこともありましたが。
6年生という学年は、
そういう子どもの成長が
はっきりと表れてくる学年なんじゃないかなぁ、と思います。
心身ともに成長し、
少し中学校を意識しながらも、
自分自身のことや友達のこと、
今のクラスのこと、先生のこと、家庭のこと、などなど、
今まで吸収してきたものを
ぐんと外へ向けて発信しだしていくような、
そんな成長を
私は、目の前で見ることができています・・・。
そのことの、しあわせ。
その喜びは、それは大きなものです。
それが、私の「やりがい」「生きがい」につながっている。
そんなことを感じながら、
そのことに感謝しながら、
これからも
子どもたちといっしょに
がんばっていこう、と思う・・・。
そんなことを思う「応援団」でした。
(o^-')b
子どもたちとともに・・・♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
久しぶりの「応援団」です・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇2011.5.28.
<応援団 NO.142 新学習指導要領、スタート!>
すでに4月から始まっている、新学習指導要領。
それにともない教科書が変わりました。
今日は、少し荒削りでかたい話ですが、
大事なことなので考えてみたいと思います。
さっそく、文部科学省のH.P.を開けてみたら、
下記のような文章がありました。
今回の改定の目的が一番わかりやすく書かれてあると思ったので引用してみます。
(ここから引用部分です)
<文部科学省H.P.より>
赤字・・・応援団長
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
新学習指導要領、スタート!
生きる力を育むために、子どもたちの未来のために。
新しい学習指導要領は、
子どもたちの現状をふまえ、
「生きる力」を育むという理念のもと、
知識や技能の習得とともに
思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。
これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。
次代を担う子どもたちが、
これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けてほしい。
そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。
「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、
ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。
子どもたちの未来のために。
新学習指導要領、スタート。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
さて、・・・やっぱり「生きる力」ですね。
この「生きる力」とは、いったいなんぞや、ってこと、
よく現役の頃にも研修会とかで議論したものです。
しかし、「これだ!」という自分なりの理解というか、
定義はなかなかできずにいました。はずかしながら。
しかし最近、塾で6年生の子たちの宿題の様子を見ていて、
「これが、生きる力なのではないか!」
と思うことがあったので紹介しましょう。
●漢字ドリルのひらがなのページを見ながら
自分で漢字テストをしていて、
自信のない字に出会ったとき、
漢字のページで正しい字を確認し、
そのあとひらがなのページの問題に
自分で一重線や二重線を引いていきます。
わけを聞くと
「わからなかった漢字には二重線。自信がないのは二十線を引く」そうです。
これって、テスト対策を自分で考え実践している、ということですよね。
●自主勉強の宿題で、自分の好きな歴史上の人物を、
塾にあった中学の歴史の参考書を読んで写していく子がいます。
●社会の資料集で、
今習っているところの図やイラストを上手に写している子がいます。
●前学年のくもんのドリルを復習として、
自主勉強帳にやって、答え合わせまでやっている子がいます。
●家でとっているポピーを使ってテスト勉強をしたり、
そのまちがいを自主勉強帳に書き出して復習している子がいます。
●塾の本棚から絵本を出してきて、
その本の紹介を自主勉強帳に書いていく子がいます。
いろんな自主勉強がありますが、
ここにあげたことは、
その子なりに、
どんなことを自主勉強にするか、「自分で考え、思いつき」、
ノートに書き出して「実践している」という、
良い例ではないかと思うのです。
これこそ「生きる力」では、ないかと!
高学年だからできることなのでしょうが、
小さい時から見ている私は、
その姿の成長に驚き、関心することが多いです、・・・最近特に!
自分でやることを決めて、
自分で答え合わせをして、
まちがいをまちがいとして自分で認め受け入れ、
その失敗を次に生かすためには自分でどう気を付けていくか。
その勉強方法を自分で探し見つけ、自分のものにしていく・・・。
この作業・学習態度が、「生きる力」ではないか、と私は思うのです。
「ゆとり」でも「詰め込み」でもなく、
これから大きくなっていくために大切な生活習慣や学習態度をみにつけること、
それが「生きる力」につながっていくんだろうな、と思います。
そんなことに、今頃になって気が付くなんて。
目の前の塾の子どもたちが教えてくれました!
やっぱり、子どもって、すごいな~!
子どもって、いいなぁ~♪
でも、そんなバラエティに富んだ自主勉強帳を
30人分チェックする先生、大変だろうな~。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
塾を始めて、5年目。
小さかった子どもたちも大きくなってきました。
今、6年生が一番多いです。
ひとりの子を
何年も見守っていくことができない学校教育とは違って、
うちの塾では、同じ子の成長を
年々見守っていくことができます。
そして、ここへきて、
子どもたちの成長に驚かされることが多くなったのです。
この驚きは、やっぱり現役の時には、
なかなか味わえなかったことです。
もちろん、1年間の間に大きく変わっていく子に
出会ったこともありましたが。
6年生という学年は、
そういう子どもの成長が
はっきりと表れてくる学年なんじゃないかなぁ、と思います。
心身ともに成長し、
少し中学校を意識しながらも、
自分自身のことや友達のこと、
今のクラスのこと、先生のこと、家庭のこと、などなど、
今まで吸収してきたものを
ぐんと外へ向けて発信しだしていくような、
そんな成長を
私は、目の前で見ることができています・・・。
そのことの、しあわせ。
その喜びは、それは大きなものです。
それが、私の「やりがい」「生きがい」につながっている。
そんなことを感じながら、
そのことに感謝しながら、
これからも
子どもたちといっしょに
がんばっていこう、と思う・・・。
そんなことを思う「応援団」でした。
(o^-')b
子どもたちとともに・・・♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇