立春ドライブ 大槌町編


テロップを入れてみた編。


字幕スーパーなりテロップなりを入れた方がいいのはわかっている。


表現の幅が拡がるしいろいろアレンジも効く。


何よりオーディオ0でもある程度伝わる。


ただ、手間が掛かるしパソコンにもかなりの負担だ。


10年前のパソコンにはちょっと荷が重すぎる。



 と、まぁ愚痴ってばかりでも始まらないので前回に続いて立春ドライブ大槌編を撮ってみた。


大槌町は震災以降人口減少率が日本一ということで街も寂しい限りなのだが、何しろ空き地が目立つ。


自宅を再建すると言っていた人たちも街の復旧工事の遅れや様々な要因で離町した人たちも少なくなく、そのような土地が空き地となっていたりする。


だから、簡単に空き地と言っているが、そこにはいろいろなドラマがある。


まぁ、思い起こしてみれば津波に街を持っていかれて更地になったこの土地を見て、海がこんなに近かったのかと誰もが街の構造そのものに疑問を持ったものだが、あれから丸10年という月日は海に防潮堤で目隠しをしまた同じような街に戻りつつある。


その防潮堤も当時は賛否両論いろいろな議論を繰り広げたものだが今となってはそんなこと誰も何も言わなくなった。


賛否両論と言っても、かなり高度な専門的な要素が必要なので大学の先生なりその筋の専門家の意見を聞いて参考にした上での議論なので、言わば通訳を挟んだような、何とも噛み合いにくい話し合いになってしまいフラストレーションは溜まったものだ。


そんなこんなで完成してしまったものに今更何をほざいたところでどうにもならず諦めるより仕方ないというのが大方だと思うが。



しかしこれが世の中というものなのだろうな。



大槌町民は復興の度合いをよく山田町と比べる。


町の規模や被害状況もやや似たり寄ったりなので比べ易い。


大槌の人から見れば山田の方が復興は成功しているように見えるらしい。


山田駅を中心としたコンパクトな街造りをそのように評価しているようだ。



と、まぁこんな感じで今回の動画を観て頂ければちょっと裏話っぽくていいかな。