おれ流はこうなった。

外付けマイクにレンズフードとスタビライザー。

どれも少し加工して取り付けとなりました。



 マイクはオーディオテクニカのステレオマイクAT9946CM。

運動会みたいなのを撮る事が多いので、音の臨場感でライブ感を狙ってみました。

また、静かなシーンを撮る時どうしても気になってしまうカメラに触れた音を拾うタッチノイズとズームの駆動ノイズ。
このマイクはそのノイズを防ぐショックマウント式ですし、風ノイズ用のウインドマフも付いてるんです。


 カメラがSONYのハンディカムなのでシューアダプターはUNのバウンスシューを少し加工してマイクを取り付けました。


 レンズフードは屋内外問わず、あるにこしたことはないですよね。

要らないゴーストノイズが写ったりしますからねぇ…(*^^*)




 スタビライザーは、ManfrottoのマルチスタビライザーMODOSTEADY 585-1。

これは歩きながら撮る時に手振れを最小限に抑えるお助けグッズ。

よく観るのは、メジャーリーグでホームランを打った選手が三塁を回った辺りからまるで映画のようにレールの上をカメラが滑るように映し出すあの映像です。

それを撮っているのがステディカムと呼ばれるスタビライザーの親分みたいな器具なのですが、原理的にはこの585も同じ。

その原理は「やじろべえ」。

スタビライザーのグリップ上端を支点にしてカメラとカウンターウエイトのバランスをとるのです。




 今まではほとんど三脚で撮っていたのですが、移動しながら撮るライブ感や面白味も欲しくなってこれに挑戦してみました。


 マルチというぐらいですから、スタビライザーの他に防振用ショルダーブレースと テーブル三脚に化けるのです。

また、スタビライザーなのにコンパクトに折り畳めるのもいいポイントですね。




 585にカメラを取り付けてモニターを開いて左右の水平と前後の水平を調整するのですがこれがとても難しいです。

でも、この水平出しの調整こそが肝なのです。

初めての時は一時間以上ぐらいもかかりました。

ちょー微妙なのですが馴れてくればまぁ5分ちょっとぐらいで水平出しは出来るようになります。

 スタビライザーとして何度か撮ってみたのですが何と表現すればいいのか、なかなか思うようにはいきませんでした。
それは、マイクとレンズフード、シューアダプターが付いている分、少しトップヘビーで重量オーバーになってしまっていました。

そこで、ホームセンターで売ってる金属プレート数枚をカウンターウエイトに両面テープで貼り付けてみたらこれがドンピシャ!!
小走りでも階段の昇り降りでも面白いようにほとんどぶれないのです。
ただし、腕力は要ります。
おまけに筋肉痛までついています(笑)


 まぁこういうのって問題は道具じゃなくて、何をどう撮るか。
何を伝えたいのか、表現したいのか。

なんだよね。


三脚で、ぴたりと安定した映像が基本中の基本で、三脚を使いこなしてこそ面白いのがビデオだと思います。

それを踏まえて、ブレる臨場感もアリなんだよね。

面白味に幅が出た感じがします(*^^*)