ある誰かが、誰でもいいのだが、その人が何かの罪に問われない理由は、大きく分けて2つある。

 

1つは、罪は犯したが、それを立件することができない場合。

あと1つは、その人が罪を犯していない場合である。

 

人は往々にして、後者の場合があることを忘れてしまう。

特に、正義の人を自称する人に、この傾向が強いように思われる。

むしろ、わざと知らないふりをして正義を振りかざす者が目に付くが、

自分は、そんな輩は、もはや正義の人などではなく、猟奇の徒に過ぎないと思っている。