個室について。入院初日は無菌室ではない通常の四人部屋でした。まだ急性白血病?(その時点ではまだ「急性前骨髄球性白血病」である説明はなし)がどういう病気なのか予備知識ゼロのまま、入院ベッド上で骨髄検査、生検後に黄色の血小板の輸血が始まりました。その後は微熱が続きトイレも異常に近くなりました。


他の3人は全員高齢者(70代くらい?)で血液内科の病棟のため、何かしらの血液の病気だという程度しかわかりませんでした。特に向かいの患者さんは排泄もベッド脇のトイレでするため臭いもあり、せん妄がひどく夜中にうわ言や点滴を抜いて騒ぎを起こすなど、こちらも夜眠ることができず病気への不安に環境の悪さが加わり精神面を削られました。


また、別の患者さんからは自分が夜中に何度もトイレに行く際に点滴台のキャスターがガラガラいってうるさいと看護師さんにクレームを言っていました。相部屋はカーテンで仕切られているだけなので丸聞こえですよね。自分でもうるさいと思っていたのでなるべく音が鳴らないよう気をつけていたのですが。


そのようなこともあり、自分が白血病でこれからどうなっていくのかいう不安と周りの環境の悪さに耐えられなくなり、入院4日目には個室に移動させて欲しいと看護師さんにお願いしました。声に出して話すと露骨に他の患者さんにも移動したい理由が聞こえるので筆談でお願いしました。


個室は差額ベッド代がかかるから結構なお金がかかるというのは何となく認識していたのですが、もうどうせ死ぬかもしれないし、がん保険も入っているからせめて最後は安らかな精神状態でいたいという思いでした。


差額ベッド代(私が入院した病院のケース)

・四人部屋 1650円(税込)/日

・個室 8250〜18700円(税込)/日


差額ベッド代は全額自己負担となるため保険に入っていないと、相当な経済的負担となるため選択するには勇気がいると思います。自分も経済的な限界がくればまた相部屋に戻らざるを得ないかなぁと感じていました。


ただし、白血病のような血液の病気の場合は感染症予防のため、個室の無菌室に入れられることがあります。結局、私の場合は、最初の内は差額ベッド代が発生する個室でしたが、無菌室に空きができて以降はほぼ無菌室の個室で過ごしました。


無菌室の場合は医療行為のため差額ベッド代はかかりません。このような知識も、後々知ったもので、病院側もなかなかストレートにそういったことは教えてくれません。


贅沢な悩みですが、個室の唯一のデメリットは夜が若干怖いということです。特に無菌室の個室は二重扉で厳重に仕切られ離れたところにポツンとあるため、他の病室と隔離された感が強いです。なるべくテレビやネットでも怖いものは見ないようにしました。まぁ初期の頃の相部屋に比べれば全然マシでしたが。。。