3月30日(水曜日)
宗像神社の桜の様子を見てから、旧京都府庁中庭の枝垂れ桜を見に
毎年、旧近衛邸糸桜と出水の糸桜、同志社女子大学の枝垂れ桜と本満寺の枝垂れ桜、旧有栖川邸の枝垂れ桜と旧京都府庁中庭の枝垂れ桜がセットなのだが、今年は開花がバラバラ(゚_゚i)
旧京都府庁に行く手前に旧二条城跡の石碑が有る
京都御苑の一隅を含むこの地に一つの城跡が発見された。それは永禄十二年(1569年)織田信長が、室町幕府最後の将軍、足利義昭のために造った強靭華麗な居城の跡と推定される。当時、イエズス会の布教活動をしていたポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは、度々工事場を訪れて築城の様子を見聞し、その記録が残されている。この築城工事には、日々一万五千人から二万五千人の人役が従事し、居館とする建築物は、法華宗本山であった「本国寺」の荘厳・華麗なものを選び解体し、調度品とともに運び再建した。
また、濠の石垣構築に際しては、洛中・洛外の石仏・五輪塔・庭石・石灯籠等を手近な所に求め、単なる用材として石垣に積み込んだのである。