こんばんは
マラソンの疲れはなんとか抜けつつあります♪
最近ではお風呂で本を読むというOL作戦も取り入れ、新しい環境での読書もすすむようになりました☆
今年こそ、100冊いけるかな
本日は、こちら
- へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々/ナナロク社
- ¥1,620
- Amazon.co.jp
ずいぶんとふざけたように思えるタイトルなんですが・・・
最高傑作です!
「宅老所よりあい」という介護施設を、運営しながら・・・
ほぼ資金ゼロのところから、3億円かかる特別老人ホーム(正式名称たぶん違いますが)を建てるノンフィクションです。
その施設の2人の運営者も、筆者の鹿子さんも、とてつもない偉業を達成しているし、そのための準備を「脳が煮える」までしている。
だけど、決して頑張っていないんです。
家族の手におえない高齢者を施設に預けて、カリキュラムをこなして、暴れる人は薬を投与・・・
自己責任の名のもとに、役に立たないとされる人を追いやることは、短期的に見れば効率的にも見えるかもしれないけれど・・・
それは自分が弱者になるという可能性を排除している。
だから、アンチエイジングとか言って老いを恐れて恐れて。
そんなのつまんない!
ということで、主催者は立ち上がりました。
だけど、それは大いなる思想とか崇高な目的があったわけではなくて、目の前にいる人のために必要だったから。
介護という難しくなりがちなテーマを実感を交えて身近なものとして語り、それって介護だけじゃなくて今の世の中おかしくないか?と考えずにはいられない。。。
うん
最高傑作です!