アデランス特製のヘアドライヤーのパンフレットを手渡され、個室にしばし放置されました。


ドライヤーは5万円以上します。それが今なら半額!?ですって!


おばさま方はお買い求めになるのかしら??



ちっこいおっさんが私のウィッグを手に戻ってきました。


いかがですか〜 ドライヤー??

しつこいガーン


家にドライヤーが2、3個あって、置き場所がないんですぅ、、。


と申し訳無さそうに言うと、、

大人ですから


あ、そうですか、と、いきなりパンフレットを取り上げられたのにはびっくり目


普通、お持ちくださいになりません??

要らないから、お返しするつもりでしたけど、接客マナーとしてどうなの??


そして、おっさん、私の頭にウィッグをのせ、パッチンパッチンパッチン!!

はやっ


えっっっ?!



目の前の鏡の中に、、




カッパがいる!!

🥒🥒🥒🥒🥒🥒🥒🥒🥒

なんで??

マイウィッグに何が起きた??

中央より左寄りの横分けが真ん中分けに、七三分けのサラリーマンみたいに分け目が必要以上にくっきり、分け目周辺にわざと作った短い遊び毛?ビッタリ貼り付けられどこぞへ、挙げ句、少し内巻きだった毛先は、今よくテレビで拝見する鈴木エイトさんのように外向きにピンピンしている、、

頭の上に変なお皿を乗っけたカッパ🥒ですよ、私!

泣きたいえーんえーんえーん

さすがにこれはひどいと思ったので、勇気を出して、、

分け目の位置が違います。

とだけ震える声で言いました。


おっさんは不満げにかるーくウィッグの位置を左にズラしただけ、、

そうなるともちろん左右の髪の長さも違ってきます。

私がまだ納得できない様子でいると、おっさんは、、

前髪があるともっと自然になるから、ウィッグに前髪を作った方がいいとかなんとか解決にならないアドバイスをするだけで、早くおさらばしたいのが見え見えでした。

泣く泣く次の予約を2週間後に取り、サロンを後にしましたが、マイウィッグがこんなことになってしまい、やっぱり我慢できませんでした。

2日後、サロンに電話し、事情を話し、その日の午後メンテナンスのやり直しをお願いしました。もちろん、おっさんは嫌です!と伝えました。

ウィッグをつけるのが恥ずかしかったので、バッグに忍ばせ、サロンへ向かいました。