日時:2月22日14時00分、約75分(試飲20分)
スケジュール:座学「鮮度ミニ講座」、工場見学、試飲「おいしい注ぎ方」
工場見学申し込みHP
http://www.asahibeer.co.jp/brewery/event/sendotour/?area=nagoya
アサヒビール株式会社(英: Asahi Breweries, Ltd.)は、日本の大手ビールメーカーのひとつです。
1949年(昭和24年)、大日本麦酒株式会社の分割により設立、全国に8つの工場があり、ソフトドリンク工場が3工場、ワイナリー1箇所、2工場あるニッカウヰスキーもアサヒグループで製造してます。
名古屋工場は1973年(昭和48年)操業。従業員460人。
敷地面積172,000平方メートル、名古屋ドーム約3個分。
今回は、その中の一つ、名古屋工場の工場見学に当選したので、工場見学をレポートします。

名古屋工場はJR新守山駅から徒歩約15分の場所にあります。
入り口の守衛さんに名前を告げると、ゲストホールまでの道のりを教えてくれました。
ゲストホールにて受付をすませ、時間まで待合室で待機。待合室には,商品ディスプレイがありました。

時間になり、まずホールに案内されて座学「鮮度ミニ講座」を行いました。
工場見学で飲むビールはおいしい。という話があるが、それはナゼか。
工場のビールはできたてだから、つまり鮮度がいいということ。
鮮度が落ちるとはどういうことか。それは酸化が進むということ。
酸素に触れることの少ないビールがおいしいのだ。
工場での取り組みとして、
酸化防止 原料 酸化しにくい麦芽を使用。
製造工程 スーパー鮮度製法
仕込み・ろ過・パッケージングで、酸化の抑制し工程で酸素を巻き込まないようにする。
また家庭でのビールの保存方法の留意点として、
温度 高温が苦手
日光 日光が苦手 日光臭 味の劣化
振動 振動が苦手 振動、衝撃は参加を促進
グラス きれいなグラスをつかう。良く洗い、自然乾燥する。洗うときはビールグラス専用スポンジで。
飲み頃温度 夏5~6℃ やや低め 冬8~10℃ やや高め。
冷やすのを忘れていた場合
冷凍庫では冷やさない 容器破損、味が劣化する。
では、どうすればいいか。氷水で冷やす。
その他、アサヒスーパードライの商品として、
鮮度実感パック
製造後3日以内に工場から出荷された特別なスーパードライ。月一度数量限定。
エクストラコールド
通常の樽生ビール 4~8℃
エクストラコールド -2~0℃(氷点下)
キレ、シャープな喉越しをより実感できる。
座学の後、工場見学がありました。
人数が多かったのでグループを2つに分けました。工場に移動しつつ、まずは、ゲストホール横にある20mの高さがあるビールタンクの説明がありました。
1本あたり、350ml缶が110万本分入るそうで、毎日350ml缶を1本飲んでも、タンク1本分飲むのに3,000年もかかるそうです。一本ほしい。

次に,モニュメントホールまで移動。
このホールは工場の入り口で、陶器でできた壁に中世ヨーロッパのビールづくりの様子が描かれていました。

ここから先、工場内は影禁止だそうで、残念、まぁ、当然ですね。
しかも休日で、工場は稼動していませんでした。
ちなみに夏も土日は基本的に稼動してないそうです。平日稼働時間を延ばすとのこと。
まず、原料の説明がありました。麦芽、ホップ、そして水。
麦芽は二条大麦を使用しているとのことです。粒が大きく、でんぷん質が多いそうです。
原料には、実際に触れることができ、麦芽は試食もできました。意外に、おいしかったです。
次に、仕込槽へ。
大きな釜の中で原料を煮込み、ビールの元となる麦汁(ばくじゅう)をつくります。
麦汁にビール酵母を加えることで、酵母が糖分を食べ、アルコールと炭酸ガスに分解し、若ビールができます。
ろ過槽では、熟成したビールから酵母などを取り除き、透明で黄金色に輝くビールに仕上げます。
缶詰工程は、製造ラインが停止していたので、モニターの映像で工程を見ました。
缶ビール製造工場では、1分間に350Mml1,500缶(1秒1ケース)、500ml1,150缶製造しています。
また、135mlというサイズがあり、こちらは名古屋工場のみで製造しているとのことです。
アサヒビールでは、品質確保を徹底しており、品質管理室にて検査を行っています。
ビールの品質検査の中で「官能検査」というのがあります。
ワイン、日本酒などの検査は口に含むだけで、飲まないですが、ビールは訓練を受けた専門家が実際に試飲します。
なぜならビールは喉ごしが大事だから。また、検査は1日1回空腹時16:00に行うそうです。
ちなみに検査官になるには,選抜試験があり、合格基準は飲み分けができること、製造時期が分かることだそうです。
また、アサヒビール名古屋工場は、環境にも配慮しているそうで、完全リサイクルのゴミゼロ工場だそうです。
ガイドさんのユニフォームもペットボトル14本で作られているそうです。
工場見学のあとは、お待ちかねの試飲がありました。
今回試飲できたビールは、
アサヒスーパードライ
アサヒスーパードライ -ドライブラック-
アサヒスーパードライ -ドライプレミアム-
ちなみにお酒が飲めない方、車の方は、ソフトドリンクを飲めます。

また、試飲では「おいしいビールの注ぎ方」をレクチャーしていただきました。
1.テーブルにグラスを置き、すこし高めの位置からグラスの中心に注ぎ、グラスの1/3程度泡ができたら一旦止めます。

2.グラスを斜めに持ち、缶の注ぎ口をグラスの縁に密着させ、泡の下にくぐらせるようにビールを注ぎます。

3.徐々にグラスの角度を起こし、泡をもちあげるように注ぎます。
4.8分目まで注いだら、グラスをテーブルに置き、2~3割が泡になるように調整してできあがりです。

ビール意外にイッパイ飲めて、とってもよかったです。
しかも、おつまみ(オコゲスタ)も頂いて、無料ですよ、すばらしい工場見学!

スケジュール:座学「鮮度ミニ講座」、工場見学、試飲「おいしい注ぎ方」
工場見学申し込みHP
http://www.asahibeer.co.jp/brewery/event/sendotour/?area=nagoya
アサヒビール株式会社(英: Asahi Breweries, Ltd.)は、日本の大手ビールメーカーのひとつです。
1949年(昭和24年)、大日本麦酒株式会社の分割により設立、全国に8つの工場があり、ソフトドリンク工場が3工場、ワイナリー1箇所、2工場あるニッカウヰスキーもアサヒグループで製造してます。
名古屋工場は1973年(昭和48年)操業。従業員460人。
敷地面積172,000平方メートル、名古屋ドーム約3個分。
今回は、その中の一つ、名古屋工場の工場見学に当選したので、工場見学をレポートします。

名古屋工場はJR新守山駅から徒歩約15分の場所にあります。
入り口の守衛さんに名前を告げると、ゲストホールまでの道のりを教えてくれました。
ゲストホールにて受付をすませ、時間まで待合室で待機。待合室には,商品ディスプレイがありました。

時間になり、まずホールに案内されて座学「鮮度ミニ講座」を行いました。
工場見学で飲むビールはおいしい。という話があるが、それはナゼか。
工場のビールはできたてだから、つまり鮮度がいいということ。
鮮度が落ちるとはどういうことか。それは酸化が進むということ。
酸素に触れることの少ないビールがおいしいのだ。
工場での取り組みとして、
酸化防止 原料 酸化しにくい麦芽を使用。
製造工程 スーパー鮮度製法
仕込み・ろ過・パッケージングで、酸化の抑制し工程で酸素を巻き込まないようにする。
また家庭でのビールの保存方法の留意点として、
温度 高温が苦手
日光 日光が苦手 日光臭 味の劣化
振動 振動が苦手 振動、衝撃は参加を促進
グラス きれいなグラスをつかう。良く洗い、自然乾燥する。洗うときはビールグラス専用スポンジで。
飲み頃温度 夏5~6℃ やや低め 冬8~10℃ やや高め。
冷やすのを忘れていた場合
冷凍庫では冷やさない 容器破損、味が劣化する。
では、どうすればいいか。氷水で冷やす。
その他、アサヒスーパードライの商品として、
鮮度実感パック
製造後3日以内に工場から出荷された特別なスーパードライ。月一度数量限定。
エクストラコールド
通常の樽生ビール 4~8℃
エクストラコールド -2~0℃(氷点下)
キレ、シャープな喉越しをより実感できる。
座学の後、工場見学がありました。
人数が多かったのでグループを2つに分けました。工場に移動しつつ、まずは、ゲストホール横にある20mの高さがあるビールタンクの説明がありました。
1本あたり、350ml缶が110万本分入るそうで、毎日350ml缶を1本飲んでも、タンク1本分飲むのに3,000年もかかるそうです。一本ほしい。

次に,モニュメントホールまで移動。
このホールは工場の入り口で、陶器でできた壁に中世ヨーロッパのビールづくりの様子が描かれていました。

ここから先、工場内は影禁止だそうで、残念、まぁ、当然ですね。
しかも休日で、工場は稼動していませんでした。
ちなみに夏も土日は基本的に稼動してないそうです。平日稼働時間を延ばすとのこと。
まず、原料の説明がありました。麦芽、ホップ、そして水。
麦芽は二条大麦を使用しているとのことです。粒が大きく、でんぷん質が多いそうです。
原料には、実際に触れることができ、麦芽は試食もできました。意外に、おいしかったです。
次に、仕込槽へ。
大きな釜の中で原料を煮込み、ビールの元となる麦汁(ばくじゅう)をつくります。
麦汁にビール酵母を加えることで、酵母が糖分を食べ、アルコールと炭酸ガスに分解し、若ビールができます。
ろ過槽では、熟成したビールから酵母などを取り除き、透明で黄金色に輝くビールに仕上げます。
缶詰工程は、製造ラインが停止していたので、モニターの映像で工程を見ました。
缶ビール製造工場では、1分間に350Mml1,500缶(1秒1ケース)、500ml1,150缶製造しています。
また、135mlというサイズがあり、こちらは名古屋工場のみで製造しているとのことです。
アサヒビールでは、品質確保を徹底しており、品質管理室にて検査を行っています。
ビールの品質検査の中で「官能検査」というのがあります。
ワイン、日本酒などの検査は口に含むだけで、飲まないですが、ビールは訓練を受けた専門家が実際に試飲します。
なぜならビールは喉ごしが大事だから。また、検査は1日1回空腹時16:00に行うそうです。
ちなみに検査官になるには,選抜試験があり、合格基準は飲み分けができること、製造時期が分かることだそうです。
また、アサヒビール名古屋工場は、環境にも配慮しているそうで、完全リサイクルのゴミゼロ工場だそうです。
ガイドさんのユニフォームもペットボトル14本で作られているそうです。
工場見学のあとは、お待ちかねの試飲がありました。
今回試飲できたビールは、
アサヒスーパードライ
アサヒスーパードライ -ドライブラック-
アサヒスーパードライ -ドライプレミアム-
ちなみにお酒が飲めない方、車の方は、ソフトドリンクを飲めます。

また、試飲では「おいしいビールの注ぎ方」をレクチャーしていただきました。
1.テーブルにグラスを置き、すこし高めの位置からグラスの中心に注ぎ、グラスの1/3程度泡ができたら一旦止めます。

2.グラスを斜めに持ち、缶の注ぎ口をグラスの縁に密着させ、泡の下にくぐらせるようにビールを注ぎます。

3.徐々にグラスの角度を起こし、泡をもちあげるように注ぎます。
4.8分目まで注いだら、グラスをテーブルに置き、2~3割が泡になるように調整してできあがりです。

ビール意外にイッパイ飲めて、とってもよかったです。
しかも、おつまみ(オコゲスタ)も頂いて、無料ですよ、すばらしい工場見学!
