今旦那と久々に宅飲み中。
普段酒飲まない旦那寝ちゃったから、
酒の勢いでパソコンから記念のカキコ。
少し酔ってるので、途中妙なテンションになるかも。


うちの旦那は次男坊で、
実家に義父、義母、義兄、義兄嫁がいる。
義兄嫁は義両親と仲が凄くいい。

で、実家暮らしなもんだから、私だけいつもアウェー。
よく聞くような義母の嫌味やら義父の心無い言葉、
見下すような義兄嫁の視線に耐えてきた。


それは旦那を思ってのこと。
旦那のことは大好き。
だからこそ、それに耐えてきた。


義母から
「ほんと義兄嫁さんはよく出来た子なのにね……」と
嫌味たっぷりの視線を受けてもヘラヘラしてやり過ごす。

旦那に言ったら、苦笑いしながら
「そのうちなくなるよ」とのこと。


義父から「私さん、実家に帰ったらどうだ?
旦那はこっちに帰省させるから」との邪魔者的な
言い方を受けてもヘラヘラやり過ごす。

旦那に言ったら、苦笑いしながら
「悪気はないんだよ」とのこと。


義兄嫁から「ホント義父さんも義母さんもいい人だわぁ。
あ、あなたには分からないかしら?」と見下したように
言われてもヘラヘラやり過ごす。

旦那に言ったら、
「そのうち義姉さんともうまくやれるはず」とのこと 。


たまに旦那から義実家に電話して
注意みたいなのをするけど効果なし。
旦那は好きだけど、それ以上に義実家に嫌気がさしてきてた。


先日、義実家で法事があり、親族一同が集まることに。
私はあまり行きたくなかったんだけど、
旦那の顔を潰すのも気が引けたので、渋々同行。

法事が終わり、親族はみんな帰って行った。
そして、義実家の居間でみんなでお茶を飲んでいた。
(当然のようにお茶は私がいれる)

会話は弾んでたんだけど、私だけなんか部外者扱い。
居心地の悪いこと悪いこと。


そしたら、義母が私に言ってきた。
「……ああ、私さん。あなたもう帰っていいわよ。
旦那はここに泊まらせるから」

突然の申し出に、私動揺。
「え?でも……」
そしたら義兄嫁は「そうね、それがいいわ」なんて同調。

義母は更に調子にのって、
「どうせあなたもいたくないんでしょ?
いいわよいなくても」なんて言う。

そっから私を排除しようとああだこうだと言って、
義両親、義兄夫婦はゲラゲラ下品に笑う。

義兄は一切注意すらしない。長男のくせに……
いや、長男だからこそ染まってるのかもしれない。


私はもう泣きそうだった。


なにもかも嫌になって、目の前のテーブルを
ひっくり返してやろうかとも思った。


旦那は何も言わない。
そんな旦那なんていらない。
そう思って、旦那の顔を見てみた。

そしたら、旦那は笑ってなかった。
それどころか、物凄く悲しそうな目で
義両親と義兄夫婦を見ていた。

ぼーっと旦那を見てたら、旦那は私の視線に気付いた。
そしたら、凄く優しい顔を見せて笑ってくれた。
かと思ったら、急に真剣な顔になって
義両親達の方を向いた。

その顔見たら、なんかすごくドキッとした。
それまで見たことないような、凄く引き締まった顔だった。


そして次の瞬間、旦那は拳を振り上げて、
目の前のテーブルを思い切り叩いた。

テーブルは鈍く大きな音を出して、
テーブルの上にあったお茶が零れた。

もちろん私も義両親達もビクッとして旦那を見る。
静まり返った中、旦那が正座に直り、一度深々と頭を下げた。
顔を上げた後、旦那は険しい口調で義両親達に言った。


「父さん、母さん、兄さん、義姉さん、
今までお世話になりました。
金輪際、うちらは二度とこの家とは関わりません」


それは、まさに絶縁宣言だった。
私も義両親達も、みんなポカーンとしてた。


全員が唖然とする中、旦那は一人立ち上がる。
そして私の手を取って、
「さあ、帰ろう」と優しく声をかける。

私は何も言えず旦那に促されるまま立ち上がって、
二人で玄関に向かった。

家の中からは義両親達が「ちょっと待って……」
みたいなことをなんか言ってたけど、
旦那は完全無視でそのまま帰宅。

帰る道中も私と旦那の携帯が鳴り響くけど、
旦那の指示で完全無視。

家に帰れば自宅の電話が鳴ってたけど、
旦那が取るなり「二度とかけてくるな!!」と
怒鳴りつけ一方的に切断。


私は複雑な気持ちだった。


あんな義実家と縁を切れたことは素直に嬉しかった。
でも、当然だけど旦那も実の家族と縁を切ることになった。
どう反応すればいいのか困ってたら、
旦那が私の頭を撫でながら困ったように笑う。

「もっと早くこうしてれば良かった。
今まで辛い思いさせてゴメンね」

それ聞いた瞬間、私涙腺崩壊。
ひたすらに泣き続けた。
旦那は何も言わずにずっと抱きしめてくれた。


それから泣き疲れて、いつの間にか寝てしまってた。
そして、夜中に目が覚めると、私は寝室に寝かされていた。
見渡しても旦那がいない。

すると居間の方から旦那の話し声が聞こえた。
盗み聞ぎするのは気が引けたけど、耳をすましてみた。
どうやら、実家と電話してたようだ。


「……だから、家で言ったとおり、
うちらはそっちとはもう関わらないから」
電話口から、ヒステリックな義母の声が響く。
なんて言ってるのかは分からないけど。

そしたら、旦那、凄く怖い口調になった。
「いい加減にしろよ。テメエらがうちの嫁を
いびり続けてたからに決まってるだろ。

俺は散々言ったよな?
それ無視して基地外のように嫌味言ってたのは誰だよ。
お前らなんか家族でもなんでもないんだよ。

そんなクズと嫁、どっちを選ぶかなんて考えるまでもないだろ。
謝罪もいらん。話し合いもいらん。
ただひたすらに、うちらと関わらんでくれ。

あと、俺がいない時に家に来たら、嫁に警察を呼ばせる。
そんときは容赦しないからな」


初めて旦那がブチギレてるのを見た。
電話を切ったのを見て、慌てて寝たふりする私。
寝室に戻った旦那に、白々しく「どこいってたの?」と
今起きたようにしてみた。

そしたら旦那、優しい顔で
「トイレに行ってただけだよ」と返す。
私、もう惚れ直しまくり。その夜暴走した。


とりあえず、そんなこんなで今のところ
義実家からのアタックはあってません。
旦那とはそれまで以上に夫婦仲もよろしく、
ていうか、私が一方的にさらに熱が入ってます。

それでもこの前、義実家から手紙が来てました。
淡々と謝罪文が書いてましたけど、
ちょっと読んだら旦那が捨ててた。


なんか旦那に申し訳なさも感じつつ、
一人ザマミロと心で思ってしまってる私は
腹黒いのかもしれません。

これから義実家とはどうなるか分かりませんが、
私はこの旦那に一生付いて行きます。


以上、ノロケでしたwww





2ちゃんねる より