親の愛が重すぎると感じることがあるだろうか?
そうだとしても、許して欲しい。
お前がいくつになっても、
親にとっては可愛い子どものままだ。
寂しくはないか
不安ではないか
助けを求めていないか
寒くはないか
お前の築いた家庭はあたたかいか
お前の笑顔は変わっていないか
甘えているか
一人で荷物を背負っていないか
・・・・そんな
どうにもならないことを心配しながら、
ただ祈りながら時を過ごしていく。
そして、祈ることしか出来ない自分に
時々苛立ちを感じながらも、
親として生きてきたこと、
お前のために祈ることができる幸せに
感謝せざるを得ない。
私はもう長くはない。
もし、可能ならば最期の時に手を握っていてほしい。
だが、もし間に合わなくても
決して自分を責めてはいけない。
間に合わなくても、
心の手は繋がっているから、大丈夫だ。
そして、あらためて今、言わせてほしい。
生まれてきてくれて
ありがとう。
親として生きる道を与えてくれて
ありがとう。