蒸し暑さが続いてますね。
皆様、体調はいかがでしょうか?

そんな蒸し蒸しなある日、
藤沢まで中学校の先生のワークショップに行ってきました車

市内の各校から先生が集合する研修で
90分で長唄や三味線の基礎知識と簡単な実技をやってきました。

19名いらっしゃる先生方は、どなたも長唄を聞いたことがない方でしたが
さすが音楽の先生なので、みなさん調弦と勘所はすぐにマスターされていました。

説明では、調弦も唄方のキーによって変わることや
ノリもタテ三味線の掛け声一つで操縦していることなど、驚いていらっしゃるようでした。
アバウト。。。っというかそこが三味線の醍醐味なんですけどにひひ


質疑応答の際、「長唄の発声法を教えてほしい」とご要望があったので
ヘルプに来ていただいた唄方の方に指導していただきましたが
「発声法の指導」というのが音楽の指導要領に記載されているらしく、ちょっと驚きました。
「発声法」だけ特出してやったところで
長唄の何が理解できるんだろう???っとかなり疑問です。


和楽器が音楽の授業に取り入れられたことは大変ありがたいことですが
やはり現場の先生方は当惑されているなあという印象です。
全く知らないことを教えなくてはいけない。。。
どうやって準備したらいいのかもわからない。。。そんな感じではないでしょうか。

邦楽は一朝一夕に習得できるものでもないので
やはり専門的にやっている者がなんらかの形でバックアップしていかないと
裾野は広がりにくいんじゃないかと思いました。
常々邦楽に親しんでおいでの先生ならまだしも、
全く門外漢の方お一人で指導されるのは、厳しいと思います。

勝くに緒は邦楽に関わる者として、是非応援させていただきたいと思っています。

小学校、中学校の生徒指導、
もしくは今回のように指導者側のワークショップなど
積極的にやっていきたいと思いますので、どうぞご相談ください。



★★★長唄三味線 杵屋勝くに緒★★★
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