活字、活版印刷を残し、伝えるって何なんだろ。
最近はデザイン業界が興味を示し、いわゆる『活版ブーム』っぽい感じがある。
用はデザイナーさんが活版を利用してデザインをやっている。
まぁ、『アート』ですな。これが『活版ブーム』の内容だ。
では、活字、活版印刷を残し、伝えるってアートとして残すのか?
俺個人の考えはそうじゃない。
俺は近代文化・産業として残し、伝えたい。
アートはその方法の一つであって、それをメインにしては曲がって伝わり残ってしまう。
ただ、今現在活版印刷業界の人間は何を勘違いしたのか『アート』をメインに置き、自分もクリエーター・アーティスト気取りになっている。
そうゆうのはデザイナーさんに任せておけばいい。
数少ない活版印刷業界の人間達は産業人として技術者として世に活字、活版印刷を伝えて行かなければいけないと思う。
『アート』に使われるだけの存在に成り下がってしまってはこの業界は終わりである。
じゃあ、文化・産業として残すには具体的にどうやればいいのか?
偉そうなこと言ってるがまだ答えが見つからないのが現状だ…。