生まれて此の方30年、大きな病気とは無縁だった自分の体調に変化が現れたのは2015年の春。

 

顔が火照り、頭が締め付けられるように痛く、目の奥から引っ張られる感じが止まらない。身体全体が歪んでいるようで、酷い首と肩のコリを患い、突然の動悸とめまいが止まらない。会社は休んでありとあらゆる病院を周り、全身の精密検査を受けたものの、結果は、

 

 

「特に異常なし。」

 

 

正直、医者にいけばなんとかなると今まで思っていた自分は、無力感に包まれた。家で寝ていても全身が鉛のように重く、生まれて初めて生きているのが辛いと思った。

 

特に、スマホやPCなど電子機器を操作したり、電車や飛行機に乗った後にこの症状が顕著に現れるので、インターネットで同様の症状を検索していった結果、辿り着いたところは、

 

「電磁波過敏症」

 

要は、電磁波に過敏な身体になるという症状のようで、医学会では正式に認められた病気ではないよう。その症状に関する本を読み漁り、知識を蓄えた後でも、やはり様々な病気の可能性を考えて、有名な大学病院などをまわったが、診断結果はどこにいっても同じで、「異常なし。様子を見ましょう。」

 

短期間にありとあらゆる診察を受け、どこの病院にも行き、診察いただいた結果気になった点というのは、「医者は自分の専門外のことには興味がない」ということ。眼が痛く、頭も脚を痛いと訴えても、確認する箇所は「眼に異常がないかどうか」「頭に異常がないか」「脚に異常がないか」のみ。

誰1人として、それらの関連性を疑う方がいないのもしょうがないのかもしれないが、総合内科でも同じ診察結果であったし、誤解を恐れずに言うと、西洋医学の限界を感じてしまった。

 

藁にもすがる思いで電磁波過敏症の可能性を追求すると、ある目をひいた事例が。銀歯の成分が人に合わないことが多く、アレルギー反応を起こしてしまうことがあるとのこと。何より興味深いのが、銀歯がアンテナとなり、電磁波を口の中に集めてしまうとのこと。

 

半年前にちょうど銀歯を3本いれた自分としては、これだと思い、電磁波アレルギーに見識のある歯医者さんをネットで調査し、診察に行ってみた。

 

診断結果は、予想通り、銀歯に問題があるというとのことで、早速、「自分の身体に合った」金属に変えてもらうことに。問題の銀歯を外してもらった時の開放感というのは、何物にも代えがたいものであったし、自らの不調は少しずつ消えていった。(未だに後遺症は残るものの。)

 

ここで、この歯科医に感謝したいことは、やみくもに銀歯が悪いのでノンメタルの被せ物に切り替えるということではなく、「自分の身体にとって一番合っている材質、害のない素材、拒否反応を示さない素材」で被せ物を作って頂いたこと。そこがミソであった。

 

そしてそこから、「自分に合ったものを見極める」というこの考えは、今の自分の人生のベースとなっている。辛い体調不良に苦しんではきたものの、この体験がなければ、この歯医者に出会うこともできず、結果的に自らの判断にも自信が持てず、人やメディアに踊らされれる一生を歩んでいたかもしれない。

 

世の中には様々な健康グッズや、ブームで溢れかえっているが、その中には本当に万人に良いものもあれば、その逆もあり。特定の人には良くても、特定の人には害となるものや場所もある。

 

今後、ブログを通じて、自分自身の基準で身体に良いと見極めたモノや事柄を綴ってゆきたい。