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懐かしいゲームと戯れるオヤヂ

スーパーマリオが30周年記念だってさ。

(風邪をひいちゃって更新できずマリオネタの旬が過ぎましたので最後とします(^_^;))

冬休み…。
ファミコン版パックランドを惰性で楽しみ
お年玉でどのソフトを買おうか色々と研究を重ねていましたが

ゲーセンに足を運んではナムコ黄金時代の名作を一通りプレイして
少しずつ持ち金を減らしていくという悪循環…。

ギャプラスの豆腐が出てくる辺りまで余裕で行けるようになっていた反面
どんどん減っていく小遣いを気にせずに家で練習できたらなぁ~と
叶わない夢を抱きながらもファミコン版パックランドで超現実に戻される始末…。

帰宅。
弟「マリオ買ったよ!」
オレ「……!!んあ?」

なんとオレがゲーセンで現を抜かしている間に
弟が山吹色の箱をゲットしてしまっていた…!

タイミングは最悪。
冬休みの後半は部活が再開し
ゲームに厳しい我が家は平日ファミコン禁止
週末は「弟の」マリオなので優先権はない…。

気が向いたときに2人プレイをするけれど
弟がマリオでオレがルイージ…
なんたる屈辱…!

まだ世の中がゲームに対して悪いイメージしかなかった時代に
小学2年生からゲームに興味を持ち続け
紆余曲折を経て
やっとファミコンを手に入れたのに
ゲームの神様はオレに味方してくれないのかっ!

アーケードに浮気するオレには
ファミコンは振り向いてくれないのか…

という淋しい思い出が反動となって
オヤヂになった今でさえ8~16Bitのゲームと戯れているのです。

そんなスーパーマリオブラザーズも30周年。
オレにとってのスーパーマリオブラザーズは
当時の思い出とのパッケージで
心の中に刻まれているのです。

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ファミコンを買ってから1週間。
クリスマスを経て冬休みへ…。

クリスマスプレゼントとしてファミコンカセットを得る権利を獲得していたオレは
その週の入荷に賭けていたのです。

今思うと問屋から流通の流れでスムーズに行けば木曜か金曜には店頭に並ぶので
ファミコンをゲットした日曜のマリオ騒動は
店員に弄ばれたんだろうかと思うところもあるのですが…。

マリオが入荷するかどうか…。
結果はその週スーパーマリオの入荷は無し。

当時のオレは苦肉の策として
パックランドを購入したのです。

当時、行っちゃダメだと言われていたゲーセンによく行っていたのですが
ゲーセンで稼働を始めた1年後にファミコンへ移植されることになったパックランドは当時のオレの中ではお買い得感ありありでした。




で、
いよいよ自宅でファミコン
スイッチオン!
パックランド!
パックランド…?
パックランド……

コレジャナイ(´Д` )!

この浮遊感の無さは何なのだろう?
キャラクターが動いているんじゃなくて
背景が流れて行ってるだけの感じ…

友達の家でやらせてもらったマリオはこんなんじゃなかった…。

アーケードゲームのノウハウもあり
マリオより後の11月に発売されたパックランドがこんなんでいいのか?

と複雑な気持ちのまま
1985年中にスーパーマリオを手にすることはできなかったのです…。

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弟同行で再びデパートのおもちゃ売り場へ…。

いよいよだ!いよいよマリオがこの手に…!

…?
え?

答えは分かっていたが
敢えて店員に訊く…

オレ「スーパーマリオください」

店員「さっき売り切れちゃいました」

そう、ショウケースにはさっきまであった
キノコを持ったヒゲのおっさんが描いてある山吹色の箱がない…。

弟「マリオは…?」
オレ「ないんだ。帰ろう」
弟「え、あるって言った…」
オレ「ないから帰ろう…」

日曜の午前中にこんなに喜怒哀楽メーターがグルグル回ったことがあっただろうか?いやない…。

そして、家に着き
ファミコンを眺める…。
遂にきたかー!

しかしゲームはない。

説明書を読む。
マンガ説明書「これがファミリーコンピューターだ!を読む…。

#Famicom #familycomputer #nintendo #retrogame #retrogamer #retrogaming #retrocollector #retrocollective

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このオアズケ状態はきっとオレを強くするハズだ!
と訳のわからない厨二思考で悶々としていた当時中1のゲーム小僧はまだスーパーマリオに逢えないのです…。
どうする…どうする!?

そうだコレはもう小遣いの前借りをするしかない!
いや待て!
それとも弟と同盟を組むしかないかないか?

などとチャリを飛ばしながら数案を組み立て
家に着き
「ファミコン買えたよ~!」

家族の反応はシーン…

弟は父と本屋に行ったようだ。

ファミコンを家に置き
本屋へ…。

あと1000円!あと1000円あればマリオができるんだ!

本屋に着くと弟はキャプテン翼の何巻かを買っていた。

オレ「1000円あるか?」
弟「キャプテン翼買ったから600円くらいしかないよわ」
オレ「マリオ売ってんだってば!マリオ!」
弟「うっそ!ファミコンは?」
オレ「買ったんだけど、マリオには金が足りねー」
弟「どうする、お父さんに聞いてみるべし」

オレ「お父さん500円かして」
父「ほれ」

1000円を差し出す父は神様に見えました。
・゜・(ノД`)・゜・。

オレ「んじゃちょっと一緒に行ってくるから」

と弟をチャリの後ろに乗せて再びデパートへ…!

翌日
日曜の朝…。

デパートの開店に並ぶ。

うん、変なBBAがほとんどで子供は少ない。
危険性が高いのは父親と来ている小学生か…?

表口よりも裏口の方がエスカレーターに近いので
万全を期すためもちろん裏口から攻める!

開店の変な音楽が鳴る…!
小走りでエスカレーターへ。
バカな足音は店員の神経を逆撫でするだけなので
部活で鍛えた脚力で忍者の如く4Fへ…。

誰かもう数名小走りな奴がいたけれど
俺が4階に到達した頃には見えなくなっていた…。

おもちゃ売り場の店員は
(おう、小僧。よく来たな)とほくそ笑んでいるようだった…。

「ファミコン、キャンセルありましたか?」
ダッシュで息を切らしているのを悟られないように肺と腹筋を使ってスマートに発語する。

「ハイ、ファミコン本体1つですね」と言いながら
店員はショウケースの見えないところから
シルバーに輝く箱を取り出して俺に見せた…。

銀の箱から店員に目を移すと
(お前が勝者だ…小僧)
と言っているような表情に見えた。

「そうです。ください。」と
落ち着いて言えた確信はあったが
若干ニヤついていたかもしれない。

店員に心を見透かされているような気がしたけれど
そんなのどうでもよかった。
とりあえずファミコンをゲットできたのだから…。

店員が包装作業に取り掛かったところで他の客が来た。
「ファミコンありますか?」…と!

一瞬俺はビクッとなった。
包装作業が始まっているとはいえ
まだお金を払っていない。

オレは「いくらですか?」ともう一人の店員にレジ打ちの催促をした。

包装作業をしている店員は「すみません。ファミコンは売り切れです。」と言った。

…助かった!

さっき一緒に開店を待っていた親子には悪いが
そんなのはどうでもいい
オレは絶対ああいう親にはならない!
自分の準備下手と戦略不足を見せつけるような親には絶対なりたくない!
などと思っていると包装作業が終了し支払いへ。

店頭1割引にさらにとあるツテで手に入れていた社員割引券的な奴でさらに1割引。

12,000円弱を支払い
手元に残ったのは3,000円ちょい…。

うれしさよりも安堵感で帰路へ…と思った瞬間!
さっきの親子が放った言葉が!

「んじゃ、スーパーマリオください」

なっなに~っ!!!
マリオあるの?

完全に視野が狭くなっていた!
ショウケースにはスーパーマリオが3本ほどある。

しかし!手持ちは3,000円ちょいしかない!

あわわわわ
顔が熱くなり瞼がチリチリする!

もうコレはどうしようもない!
一旦家に帰ってなんとかするしかない!

なんとか残りの2本にかけるしかない!

…とチャリンコをぶっ飛ばしながらいろんな脳内では激しい幾通りものシミュレーションをするのでした…。
スーパーマリオブラザーズをプレイしたい

そのためにはファミコン本体が必要だ

しかし小遣いは無い…。

ファミコン本体:14,800円
スーパーマリオ:4,900円
合計:19,700円
店頭2割引:15,760円

もう、友達の家で遠慮しながらプレイするのはゴメンだ…!
しかしお金が無い!
どうしたらいいんだ!

もうなりふり構わず状態になっていた俺は
期末テストで「100点取ったら5,000円ちょうだい!」
と勝手な契約を親と交わし
一方的に言ったにしては大した勉強もせずに挑んだ期末テストは100点2つと96点(´Д` )!

しかしながら親の情けでなんとか15,000円をゲットしたのでした!

その週末…
土曜の夕方にデパートのおもちゃ売り場へ…。

ファミコン本体はキャンセル待ち
今日いっぱいで購入者が来なければ明日の朝販売可能。
スーパーマリオは入荷未定。
クリスマス前だから当然といえば当然。


ぐぬぬぬ…と、どうしていいか解らない気持ちを
試遊台のピンボールとアレックスキッドで紛らわせておもちゃ売り場を後にしたのです…。

1985年9月13日
ファミコンのスーパーマリオブラザーズが発売されました。

Happy Birthday! King of Games SUPER MARIO BROS. 1985 Sep 13th Nintendo : ¥4900

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当時スーパーマリオは
初めから超人気というわけではなかったような感じでした。

ファミコン発売から2年が経っていたとはいえ
みんながみんな本体を持っていたわけではなかったのですが
友達の間でジワジワと…
そしてファミマガの影響もあり
2倍4倍8倍16倍32倍64倍....1UP1UP1UP1UP!
と爆発的な人気になっていった気がします。

ジワジワって言っても半年もかかるわけじゃなく
ネットのネの字もなかった時代に1~2ヶ月でガガガっと広まっていったのですから
その「なんかスゲぇゲームらしい」っていう勢いはファミコン本体をまだ持っていなかった俺の心をグラグラと揺れ動かしたのでした…。

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