今日は、平成24年度社会保険労務士本試験でした。
受験された皆様、お疲れさまでした。
社会保険労務士試験は、
午前の択一式が210分(3時間30分)、
午後の選択式が80分(1時間20分)という、
長丁場の試験です。
この長丁場な試験を受験することは、
かなりのパワーを必要としますので、
しばらくは、ゆっくりと休まれることをオススメします。
試験結果が気になる方も多いでしょうが、
自己採点を次の週末にするぐらいで十分です。
受験生の最大の関心事である「合格基準」は、
予備校が予想を発表してきますけど、
参考程度にとどめておきましょう。
そもそも社会保険労務士試験は、
合格基準が科目ごとにあるほか、
基準の設定が相対評価で、
受験生の出来を見て合格基準を決めるという、
合格するかどうかが曖昧な試験です。
近年は合格基準の設定が多様化していますので、
受験予備校でも予想が難しく、
合格基準にかかっている人は、
予備校が発表する基準を気にしすぎない方が得策です。
合格基準を決めるのは、あくまでも試験センターであり、
予備校ではありません。
自分が受験生のときも、
予備校の判定では、「不合格
」でしたけど、センターの発表では、
とある1科目の救済を受けて「合格
」でした。社労士試験に限った話ではありませんが、
「試験から合格発表までの過ごし方をどうしたら良いのか。」
と聞かれることがあります。
自己採点で合格基準に届いていない可能性が高い方は、
「早めの勉強再開」が大切です。
勉強したというアドバンテージは、
勉強から離れるほど薄れていきます。
次のライバル達が勉強を進めている以上、
疲れが癒え次第、再開するようにしましょう。
一方、自己採点で合格基準に達している可能性が高い方に対しては、
よく「実務の準備をしましょう。」とおっしゃる方がいますが、
実務に携わるものとして、オススメしません。
そもそも「実務の準備」というのが抽象的ですし、
社労士事務所に勤めている方なら話は別ですけど、
実務を机の上で勉強することは難しいです。
そして、社労士の場合、
事務指定講習を受けることが、
実務への第一歩になっています。
なので、合格発表までは、
受験のため軽視せざるを得なかった試験科目の復習が
オススメです。
具体的には、「一般常識」の、
特に「労務管理」をしっかり勉強するようにしましょう。
「労務管理」は、学問的な話が多いので、
なかなか難しく、避けてしまう人も多いでしょうが、
実務では、「労務管理」の知識が、
業務への深みを生み出します。
合格発表までは、時間をかけて勉強するチャンスとも言えますので、
地力のアップをぜひ図ってください。
なお、合格基準のライン上にいる方は、
届いていないと思っている方が良いでしょう。
合格基準ギリギリということは、
実務に必要な知識が不十分な箇所があるということですので、
もう一度、知識を確認しておく方が良いでしょう。
自分もボーダーライン上にいましたから、
「もう一度」という気持ちで復習する中で、
受験生のときに見逃していたものに気づいた箇所が
結構ありました。
「ゆっくり休んでください。」と冒頭で申し上げましたが、
先を考えずに休むと、
いつまでもだらだらと休んでしまいがちですので、
先を見据えて、「いつまでがOFF」「いつからがON」と意識して
休むようにしましょう。
「ONとOFFの切り替え」は、
時間で管理されない実務でも大切な要素になっていますから、
それもまた、実務へのトレーニングです。
ひとまず、改めて、
受験生の皆様、お疲れさまでした。