コーチングと個性心理學で化学反応を起こす、未来設計案内人の上遠野正広です。
今日は神奈川県にある、日本理化学工業という奇跡の町工場の話です。
ここは全社員の約7割が知的障害者で健常者の社員は1名のみで、チョークの国内シェア50%という企業です。
私たちは、障害を持っている人を得てして「かわいそうに。」と言う目で見がちです。
しかし、1つの事に集中する能力は健常者と言われる我々が足元にも及ばないと思います。
通常企業は自分たちのシステムにあった人たちを採用しようとするが、この企業は逆でその人の能力が発揮できるように会社が工夫する。例えば材料の計量は、文字を読み、数字を合わせるのではなく、色の容器同色のおもりで作業する。時間の作業は砂時計をみて作業するなど。
社員に今ある理解力で仕事ができるようにしてあげると、各自が役に立っている幸せを感じ集中して一生懸命仕事をすると社長が言っていたのが印象的でした。
人間は一人では生きられない動物であり、群れの中で周囲に支えられて、初めて生きられる。そして支えてもらうためには、自分も周囲の役に立つことが必要になる。つまり人間は、「人の役に立つこと=自分の幸せ」と感じる脳を持っているのだというのです
これはマズローの欲求5段階説や、アドラー心理学の共同体感覚でも実証されています。
私たちは当たり前や無理だと思うと行動が滞ってしまいます。
行動を継続するには、他人との良いコミュニケーションが必要です。そこには優劣があっていけない、皆平等でなければいけない。そうしてはじめて質の高いコミュニケーションが取れるのではないだろうか。
この会社の社訓
・ 人に愛されること
・ 人に褒められること
・ 人の役に立つこと
・ 人から必要とされること
今日の一言:
人間には役割はあっても、優劣はない。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

