加藤しょこらのきらきらブログ

加藤しょこらのきらきらブログ

関西中心に活動のアイドル、加藤しょこらのブログ!

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もうあの夢のような夜から2日も経ってしまった。いつまでも浸っていてもしょうがないとも思うけれど、いつでもちゃんと振り返ることができるように残しておこうと思います。

9月29日、加藤しょこらはアイドルを引退しました。
この日は台風が心配された日で、朝からしとしと雨が降っていました。
前日の夜中までチェキ券を作ったり、BGMをCDに焼いたりと事務作業をしていたので少し眠かったです。感傷に浸ってアルバムなどを眺めて涙する…なんて時間は全くなかったので、この辺りがフリーアイドルの辛いところだと思います笑
お昼頃、友人の柚希未結ちゃんとそのお母さんがお家に来てくれて、一緒に出前を頼みました。この出前がまた今日に限って遅くて、出発の時間ギリギリで焦った事も今ではいい思い出です笑
愛須ばにらちゃんも合流して、ロックタウンへ搬入をしました。荷物めちゃ多かった…!

ロックタウンへ着くと、沢山のスタフラやバルーンアーチが!
びっくりするほど可愛いイラストの飾られたひときわ目立つスタフラは、どうやら「サプライズの会」で出してくれたらしく、「サプライズの会」の出し物はこれだけでは終わらないそう。
そのあとすぐに、何故か昔の同僚達やアイドルさん達が沢山現れました。どうやらこれもその一環でホールの飾り付けに来てくれたようです。1時間半後には机を並べただけのチェキ撮影ブースがとっても可愛いフォトブースに変身していました。本当に嬉しかった…!

リハーサルを終えてすぐ、プレミアムチケットを持ったお客さんが来場されました。
ゆっくりお話することは出来なかったけど、思い出の深いお客さんたちと一人一人写真を撮れたのは良かったなあと思います。
その後続々とお客様が来場され、バーカンフロアがいっぱいになってきました。チェキの撮影は全員撮れないほど並んでいただいて、本当にありがとうございました…!

そして本編の開始。
大好きな星乃ちろるちゃんがO.Aをつとめてくれました。1曲目、私がどのアイドルの曲より好きな「虹の向こうへ」。これが聴こえた瞬間、ちろるちゃんの想いが伝わってきました。
前半はオリジナル曲で特に可愛い2曲、デジタルな恋とワガママキャット。そしてこれまで沢山歌ってきたカバー3曲をやりました。
その後、ばにらちゃんがシークレットゲストで登場してチョコラータで1曲。そして杏梨ちゃんも参加してファイナルスコールという流れ。
ファイナルスコールは、°C-uteさんの卒業の曲でレジェンドな曲ではあるのだけど、この界隈では杏梨ちゃんとばにらがカバーしていって定着した気がします。
ばにらが卒業を発表したワンマンライブで初めてカバーした曲。アイドルなのにアイドルに疎い私は、私もこの日にこの曲を知りました。
杏梨ちゃんの落ちサビの歌い方がすごく切なくて、いつもそこで泣いてしまう。
卒業する私の背中を押してくれるような
ファンの気持ちを代弁してくれるような
本当に歌詞を読んでいるだけで涙が出るような、今では大好きな曲です。

杏梨ちゃんがBAを歌ってくれて、
動画の上映。これは8月の無料ワンマンの映像を中心に作ってもらいました。私が泣いて歌えなくなったOYBで、ファンが代わりに歌ってくれたシーンが大好きだなぁ…。
上映が終わり、24/7でみんなでダンス!というところで指につけるライトがサプライズで登場!色とりどりのフロアで盛り上がれてすごく楽しかったです!
あれよあれよと気づけば終盤で、フロアからは頑張れ!っていう声援やすすり泣く女の子の声があちこちから聞こえてきて…もう涙腺崩壊。
ぎゅうぎゅう詰め350人もいるステージに立つことなんかあまりなかったんだけど、あんなに入ると本当に前3列くらいしかお客さんの顔が見えない。それでも後ろまでみんなが私をしっかり見て、聴いて、応援してくれているのが伝わってきました。本当にライブってすごい。
この先も残って頑張っていく仲間に向けてWISH ME LUCK!を歌いました。間奏で「頑張れよ!!」と思わず叫んでしまって、キザすぎない!?って自分でも思ったけど、心の声なんだと思います。10年いた世界を卒業するので、置いていく仲間の事もとても心配だった…。

クライマックス。OYBを震える声で歌いました。みんなも泣いてたね。同じ気持ちで嬉しかった。今までで1番大きなコール、口上でした。
あの1曲はもうこの先一生忘れません。
最後の曲、桃色を歌う時にみんながピンクのサイリウムを点灯してくれました。
600本くらいあるサイリウムの海。私が、ちゃんとアイドルできたんだって思えた瞬間でした。桃色はラストライブの景色を思い浮かべて自分の日記や、みんなへのお手紙の気持ちで書いた曲だったけど、想像の景色と実際の景色は全然違った。もっと格好良くサラッと歌うつもりが、手も声も震えて、汗だくで涙でぐしゃぐしゃで、みんなも同じように声をあげて泣いていて、話したいことも上手く話せなかった。
それでもあの光の一本一本が私に、頑張れって言ってくれているようでした。ありがとう。

本編が終わって袖に戻ると、すぐにアンコールが聴こえてきました。
ちょっとみんな!発動がウルトラ早いよっ!笑
押し巻きに厳しいタイムテーブルの鬼のしょこらの元、良くできたファン達です。笑
アンコールは笑顔で、そう決めていたので、頑張って気持ちを切り替えてステージに出ました。曲はSPICA☆。最初のオリジナル曲で、デビュー当初はこの曲を持って何処だって戦いに行ってた。「加藤しょこら」をやるぞ。そういう気持ちで歌いました。楽しすぎた!!
その後2回目のOYB。これもすごく楽しかった…!序盤広く感じたステージがまるでホームグラウンドのように感じて、あと何曲でも出来ちゃうぜ!って気持ちになりました。
けれどこれで最後。本当に最後の曲でした。

集合写真で、ブーケを渡しながら泣いてくれた仲間。
最後のチェキ撮影でかけてくれた言葉。
一生懸命綴ってくれたお手紙たち。
集合写真の時の横断幕に書いたメッセージ。
全てが私の宝物です。
これから先も絶対忘れません。

みんなに出会えて良かった。