先日、教授(坂本龍一)が韓国でピアノソロコンサートを行いそれを無料でネット中継しました。





私は30年以上前から坂本龍一さんのファンで当時から『教授』というあだ名の方で親しんできたので以下は『教授』と書きます。








教授が書いた著書の中に「今はCDが売れない時代になって音楽業界は斜陽産業になっており、CDの売上で食べていけるミュージシャンはほんの一握りだけだ」と書いてありました。





そんな状況を打破する為か教授は積極的に新たな試みを色々しています。





そのひとつが今回のネットによる無料中継。


「パブリック・ビューイング」(PV)が国内外400カ所以上で行われ、音楽鑑賞の新たな現象を巻き起こしたそうです。








 教授曰く「元々、インターネットは、あまり柵がない、広い空間でメッセージや情報を何でも共有しようというのに向いているもの。ただ、そこにビジネスを持ち込むと柵を高くして、超えたいならばお金を払ってね、となるんですよね。今回の試みは柵を外して誰でも無料でみられるので、従来のビジネスの考えとは違うんです」と現在のネットビジネスとは違うアプローチをしてるそうです。











 「無料で見られるんですが、見た人はむしろお金を払いたいとか、いい経験をしたからお返しがしたいとか、そういう声が非常に多かったんですね。僕らも予想しなかった現象で面白いですね」


と予想外の反響でこれがきっかけで新たな音楽を楽しむスタイル、新たな音楽産業が生まれるかもしれないと思いました。








教授は音楽大学の最高峰である東京芸大で作曲について勉強してスタジオミュージシャンになり


その後YMOで世界中で成功を収め、ソロでは映画「戦場のメリークリスマス」や「ラストエンペラー」の音楽を作曲し、ピアノソロ曲「エナジー・フロー」はミリオンセラー。教授は常に誰もやってなかったことをやり遂げるパイオニア(先駆者)です。








使う楽器もアナログシンセサイザーからフェアライトCMIなどのデジタルシンセサイザー、民族楽器や自然の音など音に対する追及にも普通ではないです。


最近のコンサートではグランドピアノだけのコンサートになったのはなぜでしょうか。


色々試してみてやっぱり電子楽器よりピアノの生音が良いということなのでしょうか。








教授は音楽以外に環境問題や平和問題にも積極的に活動をしています。


教授がチベットをテーマにした曲を書いたりダライ・ラマの支援をしたことから


alanが生まれる前から教授がきっかけでチベットについて興味を持ったし、ダライ・ラマを尊敬するようになりました。








坂本美雨は教授と矢野顕子との間に生まれた娘さんです。ほんわかしたムードは矢野顕子に似てると思います。














まとまりのない文章になりましたが、デジタルやネットで音楽が簡単にしかも無料で楽しめるようになりました。その結果音楽産業が衰退してきてますがこれからの音楽産業が活性することを信じています。

















参考 産経ニュース


http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/110112/msc1101121400001-n1.htm