新年になって時間があったので色々考えました。

これからの事、今までの事、自分自身の事、私の周りの人たちの事・・・

過去を振り返ると色々な過ちや失敗、努力不足など挙げだしたらきりがないぐらい沢山出てくる。

酷い目に遭ったことや不幸な出来事があり、人生設計が大きく狂ってきたことも思い出される。

過ぎ去った過去に戻ることはできない。

「俺の人生こんなはずじゃなかったのに・・・」と愚痴っても何も変わらない。

どんな過去もそれを現実として受け入れて前向きになろうとこの正月に改めて思いました。

過去のそういう事を許して受け入れる気持ちを持とう。

なぜそんな気持ちになったか?



それは昔に読んだお釈迦さまの弟子の話を思い出したからです。

お釈迦様の2大弟子の1人、目連(モッガラーナ)という僧侶の話です。

目連の説法で他の宗教の信者達が次々と仏教に改宗する者が多かったので他の宗教の教祖たちの恨みを買い、雇われた盗賊達に命を狙わることが何度もありました。

目連は神通力が一番と言われており、その神通力で事前に危機を察知して難を逃れました。

しかし何度も命を狙われる自身の運命に疑問を感じ得意の神通力で自分の前世を見てみると、親を殺そうとした自分が見えたのです。

前世に犯した業の報いで今 命を狙われてる事を悟った目連は4度目の襲撃は神通力で逃げることを止め前世の行いの報いを受けたという話です。

いくら神通力があっても過去に犯した行い(良い事も悪いことも)消える事は無く先伸ばしにすることはできても逃げ切ることはできない。


前世や輪廻転生があるのかどうかは私のような凡人には分かりません。

しかしそうかもしれないと思う時もあります。

前世が見えたら今の自分の現状に納得できて、「これなら仕方がない、当然の結果だ」と素直に受け入れるかもしれない。

私は目連のような立派な人では全然無いので悟りなんで全然程遠いですが自分のできる範囲で努力していこうと思います。

過去に執着しないで現実を受け入れてこれからの人生がより良くなるように日々精進しよう。

人生は長いようで短い。明日からではなく今から変えていこう。





正月から固い話になってしまいました。

でも今日書いたような真面目な文章を去年alanさんプレゼントした本に沢山書きました。

http://ameblo.jp/katochan-ppe/day1-20100712.html#main

http://ameblo.jp/katochan-ppe/day-20100713.html