私たちは生活をする上で最も身近な税金は?と聞かれたら、多くは「消費税」と答えるだろう
しかし、これは本当なのだろうか‥
この「消費税」というものを正確に理解している人は税理士さんや財務関係を生業にしている方は理解していると思うが、多くの方は正しく理解している方は少ないだろう
さて、消費税は平成元年に導入され、当初は3%であったが、後に5%、8%と上昇し、そして現在は、一部が8%でそれ以外は10%となっている
学校や親、周りからは、1000円の物を買えば、1100円を支払い、100円が消費税と教えられる
故に消費者である私たち庶民は、生活に直結していると感じるのである
しかし、現状の消費税法には「消費税額相当額の徴収を義務付けていない」と明記がある
お気付きの方もいるだろう
そう、私たちが日常接している「消費税」というものが、上述を理解すると、違ったものとなり、一体「消費税」とは何なのか?という疑問が出てくる
「消費税」というものは、東京地裁の判決によれば、「事業者が取引の相手方から収受する消費税相当額は、あくまでも当該取引において提供する物品や役務の対価の一部」であるとしている
つまり、B to Cの場合、私たちが1000円の物を買った時に支払った1100円のうち、100円は税金ではなく、物品や役務の対価の一部ということだ
簡単に言うと、1100円の物を買ったということだ
そして、100円を「消費税」だと思っていたものは税金ではなく、対価として支払われ、1100円の中から、事業者が税金を納税しているということになっている
所謂、これが間接税だ
私たちは「消費」という言葉のマジックに踊らされており、そこに気付かないのだ
意味が分からない、納得出来ないかもしれないが、「消費税」の本質はこれだ
私も以前にこの事実を知った時に、騙されていたと思ったが、調べていく中で、ただただ私が無知であっただけだったと気付いた
無知ほど怖いものはないと実感した 笑
世の中には知らないことがたくさんある
それを一つずつ解明していくと、仕組みが理解出来たり、勉強になったり、教養が深まる
生かされている中での謎を解明することが楽しくなる
「本当の消費税」はこの様な仕組みになっています
皆さんの生かされた人生の一助になりましたら幸いです
では、今日を楽しみましょう!