追悼・・・、モーリス・ジャール。。。 “アラビアのロレンス”
昨日は天気悪くてお花見行けなかった。。。
今晩は・・・、と思うんだけど風強いしなぁ。。。
フクにゃんは、「風ぐらいなんだ!食いモンと飲みモンが待っている!」
なんていってるけどさぁ。。。
まぁ・・・、風はともかくなんかスッキリしないよ。。。
モーリス・ジャールが亡くなった・・・、ってのが引っかかってるのかなぁ・・・。
「アラビアのロレンス」米Colpix LE 1000 Boxed ボールト指揮ヴァージョン♪
まぁ、なんだかんだいっても作品自体も音楽も映画史上の傑作であります!
レコード、CDもサントラは何回再発されたか、もう、全然判らんぐらいだし、
オリジナル・スコア盤も多数だし、そんな全部聴いてられんし・・・、ぐらいだし。
ただ、昔から有名な話は・・・、当時の米コルピックス盤のモノラル盤のみ、
序曲が別テイク!・・・ということ。
サントラはジャール自身が指揮していますが、このモノラル盤のみ序曲はエイドリアン・ボールトが指揮しています!
クラシックの指揮者として著名だよね。
で・・・、どっちがいいん?という話になりますと・・・、
まず・・・、100人中99人以上ボールトの方が・・・、「ダイナミックでドラマチックで圧倒的迫力あり!」と答えそう・・・、
なぐらい指揮者としてはボールトの方が、「格が上!」・・・って感じ。
では、何故?はムルもフクにゃんも知りません。
っていうか誰か教えてって感じであります。
さて、当時米コルピックス・レーベルからはレコードのみの通常盤と、
ブックレット付きのカートン・ボックス入りのデラックス盤とが発売されました。
どちらもモノラルがボールト指揮ヴァージョンです。
さらに、音楽がオスカーを獲得した後、その旨書かれたジャケットにデザイン変更されました。
文字加えただけでなく、完全にデザイン変更であります。
なお、新デザイン盤は通常盤のみで箱入り盤はそのまま販売続行でした。
そのモノラル盤の内容についてはムルは知りません。
ジャール版なのかボールト版なのかは。。。
さて、さて、サントラに関してもこれだけの超大作、完全版として再公開されたのは226分ぐらいなので、
音楽も2時間分ぐらいはありそうですが、いわゆる完全盤ってないような?
これから出るんかな?
T・E・ロレンスは本国ではあまり評価されてないかと思われますが、
それは対外的な国策上で、西アジア地方の方々には永遠に語られるであろう英雄であります!
我国の岡本公三さんみたいな立場だねぇ。。。
され、さて・・・、フクにゃんが行くゾ!って言ってるしィ。。。
出かけるかぁ。。。
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ポータブルDVDによる車内レビュー
ロレンス・ロマンス
面白いです。
こんな映画はもうできないだろうなあ。
新装開店~♪ “虹に立つガンマン”
エイプリル・フールだねぇ。なんか面白いネタはあったのかな~??
フクにゃんが「UFOが墜落したらしい!」なんて飛んできた。
むか~し、むか~しロズウェルにでしょ。ひっかからんよ~♪
まぁ、それはともかく今年もお花見~!
また、フクにゃんと行ってきたよ!
猫好きそうなグループはどこかな~・・・、って感じで。。。
ま、女性が何人かいればたいがい猫好きがいるんだよ。
おっと、探さなくても向こうから「おいで!おいで!」ってきたよ。
ワォッ、いきなりケンタもらったよ!ラッキー!
「ビール飲んでるよ!」なんてビックリしてる。猫だってビールぐらい飲むさ。
「缶チューハイ飲むかな?」なんて面白がってる。
それはパス、ワインか日本酒なら飲むよ~♪
いやぁ~・・・、食った、食った、食った・・・、飲んだ、飲んだ、飲んだ・・・。
「また明日も行くべ!」とフクにゃんとお腹引きずりそうにしながら帰ったよ。。。
「虹に立つガンマン」 Spara Gringo Spara “Rainbow” GDM 2074 19cues
監督フランク・B・コリッシュ、音楽サンテ・マリア・ロミテリ、主演ブライアン・ケリー、キーナン・ウィン、
ファブリッツィオ・モローニ、エリカ・ブランク、フォルコ・ルッリ。
監督は変名を使っていますが実はブルーノ・コルブッチであります。
亜米利加公開ヴァージョンではさらに名前を変えてしまってます?監督ビリー・ミッチェルスだって?!
脚本には兄のセルジオもかかわったとか。
で、映画は我国では未公開であります。このタイトルは昔発売されたマカロニ・ウエスタン集のLPに収録された際つけられたタイトルです。
当時は奇跡的に収録された音源でありました。
さらに後、奇跡的にDVDまで発売されました。快挙ですね~。
ちなみにまだ入手可能ですヨ~♪
そしてこの度、といってもだいぶたっちゃったけど、完全盤も発売されました。
オリジナルLPの10曲、ステレオ未収録音源5曲、モノラル未収録音源4曲の全19曲。
サンテ・マリア・ロニテリは作品自体が少ないし経歴なんかも不明だし・・・、
ですが素晴らしい才能の持ち主です。
メイン・タイトルの音楽が最高ですが、印象的な美しいメロディにマカロニ的ドラマチックでワイルドなアレンジ、
ロミテリの音楽をよく編曲指揮するルイジ・ジートの手腕も大きいかと思いますが、マカロニ・サントラ史上トップ・クラスの名曲ですね!
亜米利加公開ヴァージョンは冒頭、太陽をバックにプロローグ的なクレジットが下から上ってきますが、
なんか、それによると主人公のチャド・スタークって実在な人なの?みたいな感じ~!?
まぁ、それはともかくそのバックに流れるテーマ、太陽の感じもいいのとですんばらしい!であります!!
スタークが脱獄し、(その手段部分はカットされてたね。)沼の水で顔洗ってきれいさっぱり、
の後からメイン・タイトルとなります。またここで再度タイトル・テーマがドラマチックに鳴り響きます♪
亜米利加版は劇中シーンとアニメ組み合わせて凝ってカッコイイ!
けど・・・、発売された伊太利亜版DVDはスタークの道中シーンにクレジットが被るだけでちょっともの足りんよ!
これ、特典映像で米版クレジット収録してほしかったなぁ。。。
ちなみにスタークの脱獄手段は・・・、顔を腫瘍だらけっぽくして・・・、
「らい病だ!」って看守が鍵ほうりだして逃げて・・・、
で、その鍵でゆうゆう脱走。。。
ということでした。「らい病」だからカットしたんかねぇ??
さて・・・、ただし・・・、ですが、
エンド・タイトルのリトル・トニーの主題歌は権利の関係か今回も未収録です。残念。。。
また、この主題歌、未だに公式には発売されていません。
また、エンド・タイトルでも流れるのは一部です。なので一般的にはフル・コーラス聴くのが難しいですねぇ。。。
この曲もタイトル・テーマに匹敵する名曲なのになぁ。。。
鞭とガンを使い分けるガンマン、チャド・スタークに扮するはハリウッド俳優ブライアン・ケリー。
その昔の人気番組「わんぱくフリッパー」のパパ役の人ですね!
この映画から欧羅巴の映画にも出演するようになったようです。
まぁ、最高に名前が残ったお仕事は「ブレード・ランナー」の製作者として、かな?
おなじくハリウッド俳優のキーナン・ウィン、「ウエスタン」の前に実は本作でマカロニ・デヴューでした。
お話は、墨西哥(メキシコ)人の大金持ちに、「放蕩息子を連れ戻してきてくれ!」
となんと$5000もの高額報酬でスタークが雇われる。
まぁ・・・、さすがに・・・、そう素直について来るわけがなくようやっとつれて来たら・・・、
なんと、その息子実は自分の子でなかった!ということが判り、不倫した奥さんの前でなぶり殺しにする・・・、
ってために捕まえさせた・・・、というとんでもない展開!
さぁ・・・、スタークはどうする??
なお話。。。
「これ・・・、全部・・・、オレの子か??なんて問題は猫の世界じゃ日常茶飯事だがなぁ。。。」と、フクにゃん。
「だねぇ。。。」
「まぁ・・・、でも・・・、基本猫世界はヤリ逃げだしなぁ。。。」
「だねぇ。。。」
「まぁ・・・、後で・・・、ボコられるけどな。。。」
「だねぇ。。。」
「飼い主にも・・・、『犯人はお宅のネコだ!』・・・なんてとばっちりもいったりするしなぁ。。。」
「だねぇ。。。」
「にしても、そんなことに大金かけて・・・・、バカな金持ち!追い出して新しい嫁もらえばいいじゃん!」と、フクにゃん。
まぁ、人間世界と猫世界はチト違うけどねぇ。。。
さて、さて、フクにゃんが・・・、
「モーリス・ジャールが亡くなったそうだ。。。」などと。。。
これはエイプリル・フールじゃないヨ!
残念です。。。合掌。。。
今日はしみじみと「アラビアのロレンス」と「ライアンの娘」でも聴くか・・・。
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