材料 各10個 計30個分
スィートチョコレート 300g
生クリーム 150cc
ラム酒 大さじ1
キルシュ 大さじ1
コアントロー 大さじ1
クーベルチュール 300g
ココアパウダー 適量
シュガーパウダー 適量
作り方
<センター>
1. ボールに細かく刻んだスィートチョコレートを入れ一旦沸騰させた生クリームを加え混ぜ合わせる
チョコレートはなるべく細かく刻みます
大変でしたら(かっこう時間がかかるものです
)
コイン状、フェーブ状などの粒タイプを購入すると便利です
生クリームを加えることにより日持ちが悪くなるのでここはしっかり沸騰させます
2. 50℃の湯にあてて湯煎で溶かし滑らかなガナッシュクリームを作る
チョコレートは水分にとても弱いです
湯煎にあてるときは絶対に水分がはいらないようにします
必ずチョコレートのボールより小さいボールに湯を入れます
生クリームを加えて混ぜるときはあまり空気が入らないよう
なぞるようにかき混ぜます
温かいうちに手早く作業します
3. ガナッシュを3等分にし、それぞれラム・キルシュ・コアントローを加える
ガナッシュが冷たくなってしまうとリキュールが混ざりにくく分離することもあるので
手早く温かいうちに混ぜます
4. ヘラなどで混ぜながらちょうどよい固さになるまで冷ます
そのまま放置するのではなく混ぜながら均一に冷ますようにします
5. それぞれ10等分にしラップで包んで丸める
手で丸めても良いですが体温で溶けてベチャベチャになり
手について綺麗に丸められません
手で丸めるときは保冷剤などで手を冷やしながら
さらにココアパウダーを手粉に使って丸めます
<テンパリング>
6. クーベルチュールをボールに入れ、一回り小さいボールに50℃の湯をはる
チョコレートは60℃以上になると変質し固まらなくなるので湯の温度に注意します
7. クーベルチュールの温度を40℃くらいまであげる
ヘラなどでかき混ぜながら温度の上昇をみます
8. 湯煎からはずしてかき混ぜながら26℃くらいまでクーベルチュールの温度を下げる
温度を下げるときも撹拌しながら均一に
9. 再び50℃の湯煎にあててクーベルチュールの温度を30℃くらいに保つ
もし32℃以上に上がってしまったら作業工程7.からやり直しです
29℃より下がったらさっと温め30℃くらいを保ちます
「テンパリングの素」というものも売られています
溶かしたチョコレートに加えて温度を調節するものです
でも結局は温度の確認をするためチョコレート菓子を作るときには
温度計は必要です
テンパリングテスト
きちんとテンパリングできたか確かめます
スプーンやアルミ、クッキングシートなどにテンパリング済みのクーベルチュールを
少量つけて冷蔵庫で約1分冷やします
これで固まればOKです
指をつけてみて指紋がつく、指につかないなどが目安です
<コーティング>
10. テンパリングしたクーベルチュールを手にのせセンターをくるみ被膜する
保存性を高めるために(ガナッシュをなるべく空気に触れさせないように)
2度がけ(2重コーティング)します
このように手にクーベルチュールを付けその手で丸めるほか
フォークなどで直接クーベルチュールにくぐらせてもよいです
1度めは手で丸めた方が出来上がりが綺麗に仕上がりやすいです
11. 一度コーティングしたものをフォークなどでもう一度クーベルチュールをつけコーティングする
コーティングがけしたらそのあと角をつけたりココアなどをまぶします
センターとトッピングはこの通りでなく好みで良いです
12. コアントローのトリュフはフォークで角をつける
13. ラムのトリュフはココアパウダーをまぶす
14. キルシュのトリュフはパウダーシュガーをまぶす