筑駒が第一志望
今日、筑駒が第一志望だという生徒さんの授業を行いました。筑駒以外はどこも受けない。筑駒がダメなら公立中学に進むということで、どんな生徒さんなのか非常に楽しみでした。 本日が最初の授業だったのですが、授業を行った感触からすると偏差値は30くらい。えっ、なにこれ? これまで模擬テストも受けたことがないらしいのです。いや、さすがにこれはまずい。漢字や語彙なども定着していない。 さあ、どうすべきか。算数、理科、社会が抜群にできて、どれも偏差値70くらいならいいのだが、それすらも未知数。 一番の問題は本人のやる気のなさ。これは致命的。頑張る意思が見えればまだよいのだが……。いずれ模試を受けて現実に直面するときが来るので、それを待つか。保護者に現状を的確に判断して伝えると、大体切れる。保護者というのは最後の最後まで夢を見たい生き物なので現実を突きつけられるとキレる。これまでにも現実を話してクビになった講師を数多く見ている。特に理数系の先生にはこの傾向が見えるかな。 もし本人にやる気があれば、この3月を使って4,5年の漢字の勉強を徹底的にやって、読めない漢字をなくす。これができれば多少なりとも道は見えてくる。 本当に受験は医療に似ていると思う。お医者さんが「あとは本人の生きたいと願う気持ち次第です」というのと同じで「学力を伸ばしたいと願う気持ち次第」なんですよね。 ちなみに私は模擬テストの成績などを「血液検査」や「レントゲン」という表現をしています。医療の世界でも血液検査やレントゲンの結果では異常はみられないものの「触診」や「問診」などから異常を見つけることがあります。毎回の授業は、まさに「触診」であり「問診」だと思うのです。 なんだか今日はとりとめのない話になってしまいました。ま、それでも夢を持つことはいいことです。そしてその夢の実現の手伝いをするのが家庭教師の仕事だと思って頑張ります。