入退院を繰り返すうちに、健康な人のペースが早く感じられるようになりました。ついていけない自分を悔しく感じることも多々ありましたが、自分のペースをなるべく受け入れるように努めていました。しかし、やり切れない思いを常に抱いていたように感じます。

 ただそのような葛藤を抱きながらも、健康な方にも悩みや苦しみがあることに気づき始めました。不平等だと感じることもありましたが、もしかすると、私たちは『平等』に生きているかも知れないと感じるようになりました。

 

 

※2024.6.3編集