怒ってしまった。
寝息を立てる子どもの寝顔を見て、
いつも後悔するんです」
という親御さんから、
「どうすれば、上手に
後悔しない叱り方ができますか?」
とご質問を受けました。
子どもを叱る際、
人前や、時間に追われているとき
というのは、
親も冷静さを欠いて、
感情的になりがちですね。
肝心なのは、
「何のために叱るのか」
です。
子どもに叱ってでも教えたいことは、
次の3つだと思っています。
1.危険
2.社会のルール
3.家庭のルール
道路に飛び出したり、
石を人にぶつけたり、
など、「危険」なことはしないように教えます。
次に、公共施設での振る舞いとして、
大声を出さない、
ごみは持ち帰る、
困っている人の手助けをする、
など、「自分も人も心地良くいられる状態を尊重」する
ことを教えます。
また、それぞれの家独自のルールを
教えます。
例えば我が家では、
「大きな買い物は誕生日のみ」
「携帯やパソコンはリビングで使う」
などです。
そして、叱るときに注意するのは
次の5つ。
普通の声で(大声を張り上げない)
冷静に(感情的にならない)
叱る理由を言う(自分で考えなさい!はダメ)
すぐにその場で対処する(時間が経ってから叱らない)
人前ではなく、二人きりで(大勢の前で叱らない)
親が「ダメ」と言ったことは、
どんなに泣き叫ぼうと通らないんだ、
とわからせるには、
親が冷静に感情をコントロールして、
我が子が「聞く耳」を持つまで、
待つことです。
また、何度言っても
子どもが同じことを繰り返すのは、
どうしたらいいかわからないから、
ということが多いのです。
どうすればいいのか、
具体的な方法を
根気よく教える方が、
子どもは、行動を改善するものです。
叱ることは、「根気と覚悟」が必要です。
どっしり構えて叱りましょう。
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