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私たち日本人にとって、切っても切り離せない、一番重要なものってなんでしょうか?

 

それが無くなってしまったら、自分ではなくなるもの・・・

 

 

 

それは「日本語」です。

 

もし日本語が消えてしまったら、歴史も文化も、自分の土台であるはずのものが何も分からなくなってしまいますし、

 

周りの人とコミュニケーションを取ることもできず、独りぼっちになってしまいますからね。

 

 

 

中学校の歴史の教科書は、人類がアフリカを出発して、世界へと広がっていく話から始まります。

 

これに関連して、僕は「日本人がどこから来たのか?」について、言葉の面から少し考えてみたいと思います。

 

 

 

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英語のI love you.(アイ ラブ ユー)が「私はあなたが好きです」の意味だということは、みなさん知っていると思いますが、これって

 

「アイ」=「私」

「ラブ」=「好き」

「ユー」=「あなた」

 

なので、言葉の並び順が、日本とは違うんですよね。

ドイツ語なども、同じ語順です。

 

 

 

また中国語も、「私はあなたが好きです」は「ウォー アイ ニー」と言いますが、分けると

 

「ウォー」=「私」

「アイ(愛)」=「好き」

「ニー」=「あなた」

 

ですから、やっぱり日本だけ違うんですよね。

 



英語やドイツ語は「遠い国だから違いがあるんでしょ?」ということで納得できますけど、おとなりの中国も違うとなると、「じゃあ日本語と似てるのはどこ?」って考えちゃいますよね。

 



じつは、シベリアの地域で使われる、ロシア語とは別の言語に、日本語と似ている言語があるそうです。

 

僕も詳しいことは分かりませんが、「ツングース語」というそうです。

 


白人であるロシア人が、シベリアを開拓するよりずっと前から、この地には、写真のような顔立ちの人々が住んでいました。

 

私たち日本人に、よく似ていますよね。

 

シベリアに住んでいた人たちが、暖かい土地を探して、樺太→北海道→青森県へと渡ってきたのでしょうね。

 

 


でも、日本語は北ルートで渡ってきた人々だけで出来上がったのではありません。

 

南ルートで渡ってきた人々の影響も、もちろんありました。

 


シベリアの言葉は、あまり「強調表現」がありません。

 

強調表現というのは、「すごく」とか「メッチャ」とか「超」などの言葉です。

 

一方で、東南アジアの言語には、こうした表現が数多くあります。

 

おそらく南から渡ってきた人々の言葉が、長い年月をかけて混ざりあって、表現豊かで独特の日本語が出来上がっていったのでしょうね。

世界のあちこちから渡ってきた人々が、争うことなく仲良く暮らしているうちに、自然と出来上がったのが日本語なんじゃないかと僕は思っています。

 

 


「争うことなく」と言ったのは、想像ではありません。

 

縄文時代の遺跡からは、数多くの人骨が発掘されているんですけど、そのほとんどが傷つけられた痕がないんだそうです。

 

だから研究者の中には、「縄文時代には戦争がなかった」と語る人も多くいます。



人が争う一番の理由は、食べ物ですが、日本は昔から、食べ物が豊富な国でした。

 

 

雨が多く、森の木々がよく育ち、くだものや木の実をたくさん採ることができました。

 

もちろん、海では魚や貝を獲ることができました。

 

 

北ルートで渡ってきた人が森の食べ物を、南ルートで渡ってきた人が海の食べ物をとって、交換していたのかもしれませんね。



争って、滅ぼしてしまえば、言葉が混ざり合うことはないでしょうから、きっと仲良くしていたんだと思います。

 

それは遺伝子的にも証明できます。


シベリアに昔から住んでいる人たちは、ほぼ全員が一重まぶたなんですけど、東南アジアの人たちは、ほぼ全員が二重まぶたです。

 

じゃあ日本人は?というと、一重の人と二重の人、両方いますよね?


豊かな自然に囲まれて、その自然に感謝しながら、ご先祖様たちは仲良く命をつないできたんでしょうね。


日本って、とっても素敵な国なんですよ。

 



正しく勉強すれば、かならず日本のことが好きになります。

 

「歴史は暗記」なんて、つまらない考え方を持っちゃダメですよ。

 

一緒に勉強して、日本のイイところ、たくさん発見しましょうね。

 

 

 

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