こんにちは、naviです。
今回は、研修を終え、配属されてから1週間で適応障害と診断された話をしようと思います。
まず、配属される前は、2ヶ月間の研修を行っていました。
その研修自体は楽しく行うことができ、精神面では何の問題もなかったと言っていいと思います。
それから、配属先が発表され、私は希望通りデジタルマーケティングの部署に配属されることになりました。
…はずだったのですが、そこで任せられた仕事はなぜか「インタビュー」の仕事。
思っていた内容とは違う仕事内容に、まず戸惑ってしまいました。
さらに、そのインタビューの仕事は、これまで上長1人だけで行っていました。
不運なことに、私はその上長が、会社で唯一と言って良いほど苦手な人だったのです。
その苦手な上長と常に2人で過ごし、会話をしなければいけないことに、大きなストレスを感じるようになりました。
具体的には、何か教わるたびに「naviさんは今回何を学びましたか?」など、毎回聞かれました。これが私としては大きなプレッシャーとなり、ストレスに繋がってしまったのです。
もちろん、その人にとっては、私を育てようという意図があってこのようなことを聞いてくれていたことは重々理解しています。
しかし、8時間常にそれを聞かれ続けることは、私にとっては大きなストレスになっていました。
私が精神的に不調をきたした原因は、他にもあります。
それは、毎週火曜日に、社長に対してプレゼンをする業務を命じられたことです。
配属されてからすぐ、企業の公式Twitterの運用を任されました。
そこで、フォロワーをどのように増やしていくか、どのような施策を行うかを社長にプレゼンしました。
さらに、それ以降は毎週のフォロワーの変化を社長に同じように報告するように言われました。
「社長に報告する」というこれまでに無いプレッシャーを受け、毎週火曜日が非常に憂鬱な日となってしまいました。
これを毎日続けた結果、業務中に冷や汗をかくようになる、急な腹痛に襲われる、食欲の減退、集中力の低下といった症状が見られるようになりました。
そして、配属から1週間半が経った日、ついに精神的に会社に行けなくなってしまいました。
これまでに無いメンタル面の不調から、私はすぐに心療内科に行きました。
結果は中等度の抑うつ状態、適応障害であるとの診断を受けました。
そこから、1ヶ月の休職に入り、現在に至ります。
これが、私が配属されてから1週間で休職するまでの流れです。
このエピソードを聞いて「思ったより内容軽くない…?」と思った人も多いのではないでしょうか。
正直私もそう思いましたが、これまでには無い明らかな不調から、迷わず心療内科に行くことを決意し、医師からも実際に適応障害という診断を受けました。
このように、どこでストレスを感じるかは、人それぞれです。
これを読んでいるあなたがもし「この程度でメンタルに不調がくるわけない」「心療内科に行く人はもっと深刻な悩みを抱えている」と思って、受診をためらっているのであれば、気軽に受診してみることをおすすめします。
心療内科のホームページでも、少しでも不調を感じたら受診するよう書いてあります。
私は今回、適応障害で1ヶ月の休職となりましたが、もしこのまま続けていれば、さらに重症化し、より長い期間の休職になった可能性もあったでしょう。
そうならない為にも、不調を感じたらすぐに、近くの心療内科に行ってみることをおすすめします。